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ちいさな幸せ、おおきなであい。

10月11日

鬼怒川温泉へリゾートバイトに来て、はじめての友達ができた。
私たちより2週間くらい早く入った、同い年で北海道出身の女性。
仕事を教わっているときに出身地や年齢の話になって、
職場に同い年が少ないこともあって同い年とわかった時はめっちゃ嬉しかった。

歳が同じだから気が合うとか、
仲良くなれるとかそういうことではないけど、
たとえば同じくらいの歳の頃に、同じ時代の同じアニメを見て憧れたり、
漫才をみて笑ったり、ヒットした映画を見て泣いていたかもしれない。
失恋したら当時の失恋ソングに励まされたかもしれないし、
アイドルが解散するだの、だれだれが結婚しただの、さまざまな当時のニュースに、共に一喜一憂していたかもしれない。
そんなことをいちいち想像してるわけではないけど、自然とシンパシーを感じずにはいられない。
人類皆兄弟の、そのもう1枠さらにちいさな輪の中にわたしと彼女は入っている。

次の日が休みの夜は、よく彼女の部屋でお酒を飲んだり、
彼女がもってきていた沖縄そばをふたりでたべたりした。どんぶりがなくてタッパーでたべたのも面白かった。

勤務おわりとなると23時集合なので時間は限られていたし、調理器具も十分にはそろっていなかったけれど、それでもめちゃめちゃ楽しかった。
彼女がカナダにワーキングホリデーに行った時の話や、昔よくお互いが聞いていた曲の話。そしてときどき職場の愚痴もすこし。笑

仕事の合間の、このちいさな幸せ時間と、
リゾバでのおおきな出逢いに今日も感謝している。

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