Instrumental

深い深い森の中で
あたしの未来はまるで木漏れ日みたいに
時に心を照らすけど
雲に隠れれば不鮮明で
夜になれば真っ黒で
その闇にのまれてしまう

この指の隙間を滑り落ちていくのは
悲しみの種なのかな
毒の土を苗床に
それでも懸命に咲き誇ろうとする蕾さえ
枯らせてしまっているのかもしれない

それでもまた太陽が昇るから
あたしの存在が
この世界で無意味にならないように

光の射す場所を
明日も探そう

探してもいいのかな

あたしは

生きてる

この森の中で