「一汁一菜の宿 ちゃぶダイニング」のもち米ができるまで(2)
●京都府の北部にある綾部市、その西の端っこ、西坂町の築100年を超える古民家(元村長の家)にて「一汁一菜の宿 ちゃぶダイニング」を夫婦で営んでいます。
小さな自給農(米、大豆、野菜)、小さなナリワイ(農家民宿プラスアルファ)をベースとして、一汁一菜の食事に象徴されるシンプルな暮らしの研究(実践)をしています。
「一汁一菜の宿 ちゃぶダイニング」のもち米ができるまでの様子を、いろいろ不安もあったし大変だったなあと思い出しながら振り返っています。
土ふるい〜お米の苗づくり。
綾部に来て以来、先輩移住者と一緒にやったいた工程です。この年は初めて、自分たちの田んぼを舞台に、自分たち主体で、土ふるいや苗づくりに挑戦しました。
いざやろうとすると不安やわからないことだらけでした。
例えば、
●苗代(なわしろ。種モミをまいたトレーを置くところ)をどこに作るのか。・・・田んぼの一部を使う?それとも水捌けの悪い畑の一部に作る?
●苗代の周りには溝を掘って、苗代が常に水に浸かるようにする必要があります。この苗代の水位をどうやって保つか。水位が高いと苗が水面下に沈みトレーの土もモミも流れてしまうのです。そこで雨が降るとバケツでせっせと水をかき出したり。逆に雨が降らない時は水位が下がってトレーの土が乾いてしまいます。下がった水位を上げるためにバケツで水路から何十往復も水を運んだり。
田んぼへの水の引き方も分かりませんでした。前年までまでお米作りしていた綾部市内の別の田んぼでは、山水だったり川の水だったり。
西坂町のこの田んぼには山手にため池があります。近所の方にお願いして、ため池に連れて行っていただき、田んぼに水を入れる時の手順を教えてもらいました。
不安を抱えながらとにかくやってみた記録、つらつら続きます。
「一汁一菜の宿 ちゃぶダイニング」
ウェブサイトにて予約受付中です。
テーマ:今日の暮らしを一汁一菜に
●移住相談(どんな暮らしがしたいか?ヒアリング、私たちの移住体験談)
●一汁一菜 料理体験(土鍋でご飯を炊き、自家製味噌の味噌汁づくり)
●小さな自給農体験(お米づくり、旬の野菜+大豆づくり)
●周辺自然散策(天満宮、神社、田んぼ畦道、近隣の方との交流)
●星空鑑賞、ホタル鑑賞
●お餅つき
などの体験ができます。
※上記の体験料は宿泊費に含まれます。ただしお餅つきは別料金です。
※別料金にて地域の魅力ある場所・人・暮らしをご案内するローカルガイドも承ります(英語可)。
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