息子の言葉に思わず泣いた夜
夏休みが終わったら仕事をセーブしようと思っていたけど、どう考えても難しい状態に巻き込まれ、胃の痛い日が続いている。
息子に、「ママ9月になったらお仕事少なくするんじゃなかったの?」と言われたけど、「ほんとごめん。もう少し忙しい日々が続くかも…」と息子に伝えた。
すると、「夜寝る時にぎゅっとしてくれるだけで大丈夫だよ」と言ってくれた。今週はまだ、息子の友達が家に遊びに来てくれたり、放課後等デイサービスに行ってくれたので、仕事がしやすかったけどね。
前のように完全に引きこもりになっていたら、息子の精神状態が心配過ぎて仕事なんてできなかったと思う。
仕事をしていると、息子と過ごす時間は少なくなる。なるべく2人で過ごす時間を大切にしたいと夜に散歩をするようにしている。その時に色んな話をする。
昨日は、息子との会話中に、思わず泣いてしまった。
今日は夏休み明け、最初の通級の日だ。
「夏休み中に頑張った宿題を先生によかったら見せに行かない?」と、なんとなく緩〜く誘ってみた。
すると、「久しぶりだから勇気が出ないかもしれない…。」そう息子に言われた。
もちろん、想定内のセリフだ。
「じゃぁ、ママだけが通級に宿題提出しにいくね。ちゃぼすけの頑張りを先生に見てもらいたいからね!」
そう言うと、息子が「ごめんな。」と言ってきた。
「なんで謝るの?一番辛いのはちゃぼすけやん!」そう言ったらね…。
一番辛いのは、ママやん!ママが一番辛いに決まってるやん!!
そう強く言われたのだ。
私の涙腺は崩壊した。
私の事なんか心配しなくていいんだよーー!自分の事だけ考えとけやーー!
私はここ最近、息子の不登校で、泣くことなんてないし、思いっきり自分勝手に生きているんだけどな。それでも息子は私に悪いと思っているんだな。まだ、悲しませていると思っているのかな。
確かに、息子の口癖は、「ねぇママー!今日も僕頑張った?」て確認してくる。「もちろん、頑張ってるよ」と毎日答えてるんだけどね。
みんなと同じようには頑張れない息子かもしれないけど、それでも笑って過ごしてくれている。もうそれだけで、凄いんだけどね。ありがたいんだけどね。
そりゃ〜私も正直辛かったよ。息子が不登校になって、どれだけの涙を流したことか…。
仕事だって、毎日学校へ行ってくれていたら、もう少し働けていたかもしれないね。
ママ友とランチなんかも、随分行ってないわ。
でも、以前と比べて出来ることは減ったかもしれないけどね。
私、めっちゃ幸せなのよ。以前より精神的には、とても楽に自由に生きれてる気もするしね。
周りのお母さんとは違う子育てしてるし、考えることはもちろん多いよ。
学校に通ってない分、どうしていこうか?と頭ひねる場面は多いしね。難しい子育てをしているから、勉強も必要なんだけどね。
でも、それなりに面白がってるのも事実だからね(笑)
ほんというと、根っこの部分では、周りと同じが一番安心するし、無難な生き方がいいと思ってるし、楽な方が好きなタイプよ。
ただ、運命のいたずらかなんか知らんけど、息子が生まれてからは、トラブル、想定外、周りと違うことだらけよ。
でも、それ、まじで鍛えられてるからね!
臨機応変が合言葉になり、私のカチカチ頭は柔らかくなり、想定外が当たり前すぎて、面白くなってきてるしね。
息子は、僕のせいでママは苦しんでると思っているのかもしれないけど、そんなこと全然ないんだからね。苦しんでる時もあるけど、笑ってる時も多いんだから!
自分の事よりも、母親の心配をしてしまう優しい息子に、どうやって、わかってもらえばいいのかな。
とりあえず今日も、精一杯の愛を伝えていこう。