思い通りにいかない子育てに奇跡が起きた瞬間
子育ての成功とは、一体何なんでしょうね?
親の思い通りに育ってくれることなんでしょうか?
子育てに「成功」なんていう明確な定義はないと思う。
私は、子どもが自分らしく生き、自分の幸せを感じられることができればいいな〜とは思っている。
その為に息子の個性やペースを尊重し、寄り添いながらサポートしていきたいとも思っている。
そう、頭ではわかっている。
わかっているのに…時たま、どうしようもなく思い通りにさせてしまいたくなる瞬間が訪れてしまうのだ。
「頑張ってもらいたい」「外に行ってもらいたい」「最近、出来てるから今日も出来るよね」と、子どもの気持ちよりも、自分の気持ちを優先しがちになる瞬間が、どうしても訪れる。
なんで、ありのままの息子を認めてやれないんだろうか。
なんで「頑張ってる姿」ばかりを求めすぎてしまうんだろうか。
ここ最近、息子はスムーズにデイに行くことができていた。昨日は珍しく、明らかに行きたくなさそうな雰囲気を出されたが、私は、強めに押してしまった。
繊細な息子は、母親の「行ってもらいたい!」という、期待に応えたいけど、応えることの出来ない「頑張ることができない」自分を責めだし、パニックになってしまった。
あ〜やってしまった。
私は、息子の気持ちより、自分の気持ちを優先して、強引に押しつけてしまったんだ。
親だって、失敗をする。
繊細で優しい息子は、いつだって無理をする。母親の期待に応えたくて無理をして、自分を責めるのだ。
結局、昨日はデイに行くことを辞めた。
昨日の私は、「行きたくない」って言ってもいいんだよって息子に言いながら、言える雰囲気を作っていなかった。
「本当にさっきはごめんね」と心の底から息子に謝った。
「ぎゅっとして」と、息子に言われ、思いっきり抱きしめた。
ここ最近デイに行けていた息子を、当たり前に思いすぎていた。
当たり前ではなかったのにね。
めちゃくちゃ頑張ってたんだよね。
とにかく、調子ぶっこいていた私自身を反省した。もう一度、気持ち新たに、息子の心に寄り添っていこうと決意したのだった。
そんなことが昨日あったので、今日学校に行くことは難しいのかもしれないな〜。
学校もここ最近、連続で行けてたし、お休みもアリやな〜なんて、漠然と考えていた。
だけどね…諦めていた頃にというか、期待していない時に限って、奇跡って起こるもんなんだよね。
とにかく、今日息子は学校に行けたのよ。
しかも、サポートルームの子ども達と、先生と私とで、めちゃくちゃボードゲームで盛り上がってしまった。
先生VS子ども達とチーム戦で、「あ〜でもない、こ〜でもない」と話し合いながら、ゲームをしたので、いつもより長く学校にいることもできた。
「もう、そろそろ帰ろうか」って時に、1人の男の子が勉強すると言うので、息子も国語のプリントを、取り組むことになった。
もうね、久々に書くから色んな漢字忘れてたし、ひらがなまでヤバそうな雰囲気だったけどね(笑)
それでも、「この漢字の読み方は、これだよ」なんて、1個下の女の子にアドバイスもらいながら、仕上げてたわ。
サポートルームの子ども達は、優しくて繊細な子が多い。
久々の勉強で、間違いだらけの息子のことをバカにすることもない。
個人個人のペースで頑張っている。
もう、今日は頑張りすぎだから、家で大人しく過ごそうかと思っていたのに、なぜだか?まったなしの日になるのよね。
帰宅後は、デイの先生と遊び、その後は、学校を休んだ同級生からフォートナイトしようと電話がかかってきたり、お昼ご飯を食べる間もなく忙しい息子。
もう、さすがにゆっくりしようか…と思っていたら、6時間目終わりの放課後に、友達がワンサカ遊びに来た。
アンタ誰なん?レベルの初めましての子もおったけどね。
とりあえず来たんなら入れや!て感じで、家ん中入れてたらね。
久々に、8名の男子が揃った。
2階の1部屋パンパンよ。
うるせぇ〜。そんで、息子まだ、昼ごはん食べてないしな(笑)
でも、まぁええわ。
楽しかったらなんでもええねん。
仕事休みやのに、仕事と同じように、色んな子どもを相手している。
私も頑張っている(笑)