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「ヘリコプターペアレント」に気をつけないと!
突然ですが、この言葉ご存知でしょうか?
「ヘリコプターペアレント」とは、ヘリコプターがホバリングするように子どもを見張り、子どものやることに必要以上に関わり続ける親のこと。アメリカで生まれた言葉で、過保護や過干渉と同じ意味で使われることが多いです。
息子は、ひとりっ子です。
不妊治療の末やっと授かった子供でした。
発達に凸凹があり、境界知能の息子を通常級に入れた時の私の大きな心配は…
勉強の遅れでした。
もし、この子が周りの子と勉強についていけなくなったとしたら、不登校になるんじゃないのか?いじめられるんじゃないのか?
大きな不安が、当時私を襲いました。
我が子が傷つかないように…
失敗しないように…
先回り、先回りで年長から塾に入れました。
まだ、息子自身が勉強に全く困ってもいない興味もない段階から、ほぼ無理やり。
もちろん、数年後には辞めたい!辞めさせてくれー!と大暴れの結末が…笑
宿題も1人ではなかなか出来ないので、めっちゃ近距離で見守る親。
見守るというか、むしろ監視。
見守るだけならまだしも、口出し指示出し。
やかましいったらありゃしない笑
ヘリコプターペアレントとは、あっしのことよ!
それくらい、過保護、過干渉の関わりをどうにかしないと!と今でも努力中の母親です。
息子の自立のために、それはそれは努力を重ね、信じて見守る!を頑張ってはいます。
ただね、ただですよ。
不登校中の息子を支え始め、またまた厄介な私の課題がまた…。
そう、
ヘリコプター開始。
またまた、息子がなるべく悩まないように、先回り開始のスイッチオン。
実はね、昨日の夕方こんなことがありました。
息子「今日の夕方、友達遊びに来ないかな?暇だな〜。」
そうつぶやく息子。
私「な、なんと可愛そう😭😭切ないぞー!ちゃぼすけー!」
でもね、息子の友達にだって事情ってもんがあります。
しかも月曜は6時間目ですし、子供たちも疲れ切ってますわな。
私思わず、息子の友達のママ友に、「遊びに来たってくれー!」と、ラインをしそうになりました。
でも、ふと…これってやっぱよくないよな?
そう思いました。
これは、息子の問題で、息子が悩むべき問題で、親の私が解決するべきことではないのでは?と思いました。
不登校で、クラスへ行く勇気はまだない息子。
でも、「お友達に会いたい!」
まだ行く勇気はないけど、会いに行きたいと思い始めているわけです。
何かのきっかけがあれば、クラスに行けるのに…とつぶやく息子。
クラスに行くのは、怖いけど、辛いけど、でも友達に会えないのも辛いと悩んでいる息子。
息子は今、自分と向き合って色々悩んでいるのかもしれません。
悩んで苦しんで、辛そうな息子を見るのは親としては本当に辛い。
手助けは簡単かもしれません。
でも、息子の悩むという体験を奪ってはいけない気がしました。
今、親の私にできることは、息子の苦しみに寄り添い、励ますこと
もう、これくらいしかないのかもしれません。
子どもの幸せを願い、可能性を信じ、苦しい時は寄り添う
励ます
私はいつも笑っとく
私は、おもろいこと喋っとけって感じ。
息子の苦しみを、私が解決するべきじゃないんだー!とググッと我慢しました。
こうやって、私は息子の悩み事に、良かれと思って、手助けしすぎることは「ヘリコプターペアレント」なのかもしれない…と、いつも気をつけています。
難しいー!