不登校の息子を家に残して働く罪悪感と向き合う
不登校の子どもを育てながら働くことに、私は何の悩みもない、罪悪感も不安も一切ないです!
とは言えない(笑)
いつも働き方には悩んでいる。
なんで、私の中に罪悪感があるんだろうか?
きっと働くことによって、余裕がなくなり、不登校息子に対して十分なサポートをしてあげれない。
たぶん、これなのよ。
学校って行くだけで、給食はあるし、勉強は教えてくれるし、社会性は身につくしね。本当に親としては助かることばっかりだったな〜て改めて思う時がある。
不登校になると、それが一気になくなる。母親1人では、どう頑張っても学校と同じようにはしてあげれない。そんなのは、無理だ!そしてそこまで完璧を目指してはいけないとも思う。
でも、マジメな私は自分さえ頑張れば、何か息子にもっとしてあげれることがあるんじゃないのか?その為には毎日家に居てあげることが、いいんじゃないのか?
息子の為に、もっともっと…
私さえ頑張れば…
これを辞めることにした。
私は息子が留守番ができるようになったと同時に仕事を始めた。初めは週1日から週2日になり、週3日になる。
働くことで、私は元気になった。息子と夫の為に使っていた時間を、仕事に使うようにもなった。働くことで、自分のやりがいの為に時間を使うようになったのだ。
私は私の時間を大切にしようと、働くことを選んだ。
不登校の子どもを、1人で家に置いておくことに罪悪感はもちろんある。
罪悪感をなくして働きたいんだけど、なくすことなんて私には出来ない。だから、上手いことつきあっていく方法を選んだ。
私がどんな感じで、罪悪感と前向きに向き合っているか?書いていこうと思う。
まず、罪悪感を感じるのは、自然なことなんだ。あって当たり前なんだ!くらいの開き直りをしている。
息子に「働くこと」は、家族の為に必要なことで、息子の「お留守番」も大事なお仕事だと伝えている。息子が、「お留守番」できる力があるお陰で、私は「働くこと」ができている。
仕事から帰ったら、必ず「今日もありがとうね」とハグをしている。たまに、汗臭いと嫌がられている。
なるべく、仕事へ行く前の午前中は、息子の為に頑張っている…時もある。ただ、私の気分と、体調が整っている時だけだ。
私がしんどい時は、無理に頑張らない。息子はやりたい放題、よろしくやっている。
仕事には、楽しそうに、遊びに行く感じの雰囲気を出しながら元気よく、「行ってきまぁす」と言う。息子に楽しそうに「働く姿」を見せることを大事にしている。
ママ友さんに頼んで、留守番中に、オンラインでゲームをしてもらっている。
デイの先生が、息子と遊ぶ日があるのも、働く私にとってはかなり助かっている。
私は、凸凹の息子を通常級に入れようと決意した時も、働き方にかなり悩んだ。あの時も、学校から帰ってきた息子には、なるべくご機嫌でいようと働き過ぎないようにした。不登校になってからは、ほぼ一年は、殆ど働いていない。
でも、働くということを諦めようとは一度も思わなかった。週1しか、月数回しか働いていない時もあったけど、それでも楽しかった。
凸凹のある子ども達の為に、悩んでいる保護者の為に、少しでも力になりたかったのだ。いつか不登校で悩んでいる親子の為にも何かできることはないかな~と考えたりもしている。
私にとって、私らしく働くことは生きがいである。
罪悪感はなくならないけども、上手くつきあいながら、これからも色々挑戦していこうと思っている。
働くことに関しては、不妊治療をしていた時も悩んできた。転勤族の妻だった時も悩んできた。もちろん、専業主婦も立派な仕事である。ただ私にはその家庭での仕事が向いてないようだ。バリバリ正社員も向いてない。
やはり今目指す所は、自分のペースで、現場と在宅かな?欲張りな働き方かもしれないけど、なんとか夢に向かって進む毎日である。
晴れパンさんの目指す【在宅と現場のハイブリッド!】の働き方
私も一緒だ!!