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冷静な夫と感情的な私の話

今日も、夫の話をネタにしようと思う。

子どもが生まれる前の夫婦生活は、そこまで問題がなかった。

子どもが生まれてから、思い通りにいかないことが多くなったと思う。子育てと同じくらい夫育てにも、少し苦労をしている。

ただ、思い通りにいかない夫を育てているようで、私も育てられているのだろう。子どもからも夫からもとても学びがあるし、学ばせてもらっている。

そんな夫をまた改めて紹介していこう。

夫はとにかく冷静だ。無表情で無口でもあるから、何を考えているかわかりにくいタイプだ。

反対に、私は、とにかくいつも大騒ぎだ。常に口が動いていて、バタバタしている。何を考えているかも手に取るようにわかる表情豊かな人間だと思う。
昔から、冷静さと落ち着きと言うのを売っているお店があるなら、大金はたいて買いたいとさえ思っていた。

まぁそんな感じで、ちょうどいいお買い物を…と言う感じで夫と結婚したのもある。

経済学者アルフレッド・マーシャルの有名な言葉にクールヘッド(冷静な頭脳)とウォームハート(温かい心)がある。

こんな素晴らしい言葉なのに、冷静な夫と感情的な私達夫婦に当てはめてしまう私って一体…。

夫は本当にいつでも冷静で落ち着いている。すぐにパニックになるやかましい私の傍で、冷静に落ち着いて事件を解決してくれる。

私が車の事故を起こして、大パニックになっていたあの時も、見事に対処してくれた。
道端で血まみれで倒れているおじいちゃんにも、冷静に対応し、いつの間にか救急車を呼んでいた。近隣の人達はかなり大騒ぎしていたのに…。

まぁここには書ききれないくらい、なかなかドジでマヌケな私の日常を、夫は常に冷静にスマートに解決をしてくれている。その能力には本当に感謝している。

ただね…
人としての心と言うか、寄り添い力というか、思いやりというかね。そういう人の幸せを考える温かい心というのは、私より少ない気はする。

自分のことは物凄い大切にしてるけどね(笑)もうちょっと周りの事も考えんかいな!いう感じ。

息子の不登校問題は、私達夫婦にとっては大きな課題である。私1人ではどうやっても乗り越えられない。感情だけでは、熱い気持ちだけでは乗り越えることはできない。夫のような冷静さも必要なんだと思う。

夫婦で協力することが必要になってくる。温かい心の部分は私が担当し、冷静に考える部分は夫が担当し、2人で力を合わせて息子を支えていかなければならないと思っている。

そう熱く熱弁したところで、果たして夫の心に響くんだろうか(笑)

このめちゃくちゃな私の叫び声が、夫に届く時もある。けど、全く届かないことも何度も経験している。びっくりするくらい冷たい対応を取られたこともあるので、私も何度も心が折れている。かなり手強い相手である。

そんな時は一旦引いているけどね。言うことを聞くふりをしたり、完全に折れてる風を装っている。
ただ実は、心の中では「おのれ、今に見とれよ」と熱く炎が燃えている。

夫婦でありながら、どこかライバルのようにも思っている。主導権を握らせてあげてるようで、私の方が握っとんねん!といつも思っている。お前には絶対負けねぇ~とライバル心が凄いのだ。

でも、夫のお義母さんの前では、なるべく夫を褒めるようにしている。息子の前でも、夫のことを褒めている。見えない所で、実は色々動いていたりもする。

そこら辺の動きはしっかりしている(笑)
そのほうが、私が動きやすく、メリットが多いからだ。こういうところは私も、冷静に考えて動いてるのかもしれない。

とにかくだ。夫婦で違うタイプの私達ではあるが、ちゃんと協力しあえば、最強のコンビではないか?とも思っている。
今のこの不登校問題も、夫婦で力を合わせていきたい。

ただ、ここ最近、また夫が仕事人間になり、いつもより余裕がない時期に突入している。唯一の休日も、自分の趣味に時間を割き始めた気がする。
はて?どうしていこうか?と頭をひねっている。

とりあえず、今日の夜は、私は飲み会なので、男共2人でなんとかしろよ!って感じだ。
男共だって好き放題してるんだから、私だって遊びに行く!
たまには私のありがたさを、わかってもらいたい。


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