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工夫がいる夏休み

私は今凸凹の不登校の息子と過ごしている。息子を放課後等デイサービスの先生に預けながら、私も別の放課後等デイサービスのバイトで凸凹の子ども達を相手にしている。特に夏休みは大忙しだ。
そしてクセのある夫とも暮している。

毎日をおもしろく楽しくする為に、周りの人たちを理解する必要がある。
勉強していくと、「なるほど~こういうことね」って腑に落ちる瞬間があるので、無駄に怒らなくて済む。

とにかく勉強と情報収集は常にしている状態だ。
これを言うとよく「すごい勉強熱心ね。」って褒められるし、「我が子だけでも大変なのに、よくそういうバイトできるね。」とも言われる。
でもね…息子の子育てをおもしろく子育てする為に、知識が必要だっただけなんだよね。無知では難しいような気がする。

だって、ふつうの子育てより工夫がいるもん。
私が育ってきたようなやり方では通用しないんだもん。

あと夫に関しても工夫がいる。凸凹の子どもを、一緒に協力して子育てするのには工夫がいる。母親だって難しいんだから、父親である夫はかなり難しいと思う。
勉強熱心な夫ではあるが、自分の興味のないことに関しては、一切興味を示さないので、もちろんだが発達障害系の本や勉強をしてくれたこともない。

だから、息子と上手く関わることができない。
そして、息子も夫(パパ)と上手く関わることができない。
相変わらず、息子の口癖はこれだ。
パパの乳触らせて~

もうここ最近、私もこれに関しては対応が面倒くさくなってきた。
息子も「乳触らせてくれたら、外にお出かけしてもいいよ~」とか、変な交換条件を夫に言う始末だ。
嫌がる夫に「乳くらい触らせてあげてや。減るもんやないやろ」と雑に言ってしまう私。

大人しく息子に乳を差し出す夫。


夫が乳しぼりされてる牛にしか見えなくなる(笑)


でもね…きっと息子との関わり方を工夫してくれたら、こんな牛みたいな対応をしなくてもいいはずだ。

ただ、素直に私の言うことを聞いてくれる夫ではない。一筋縄ではいかない。

色々「こうやったらいいよ」と熱弁して言うことを聞いてくれることなんて、本当に稀だ。

先週は、聞いてはいたけど、なんか心ここにあらずの感じだったので、「ねぇ、聞いてる?」と尋ねると、「大丈夫。ほとんど聞き流してるから」と一言。

ブチ切れ。

本当に一筋縄ではいかぬ。

夫も息子も、バイト先の子ども達もとにかく工夫がいる。
でも、それを面倒くせぇ~なと思うか、楽しむかは私次第だとも思う。

これからもずっと思い通りになんかいかない。
でも、思い通りを楽しむために私は、工夫をしていかなければならない。
沢山勉強して試してみて失敗も多いけど、たまにヒットする時だってある。そんな時は、たまらなく嬉しかったりもする。

今日も今から私はバイトだ。
今日はどうやって子ども達と楽しんでいこうか?と頭をひねっている。
息子が今日はどうやったら沢山モリモリご飯を食べてくれるかな?苦手な時計の勉強をどうやったら取り組んでくれるかな?
夫は今日も「しんどいしんどい」と帰ってくる。どうやって笑かしていこうかな?

とにかく工夫がいる。
面倒くさいことも多い。だけど、楽しいのも事実なのだ。

というか、楽しんだもん勝ちである!

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