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夏休み明けは不安定な息子

9月は恐らくまたしんどくなるんだろうな〜。
想定内である。

夏休み明けの通級に息子は行くことができなかった。前の晩は行こうとしていた。でも当日の朝、学校へ行く1時間前から段々ため息が多くなる。30分前にお腹が痛い、頭が痛いと言い出す。

そんな体の症状が出始めた時から、もう、今日は行けないんだろうな〜と言うことはわかっていた。
学校へ行こうか?と誘って、行くことができなかった時、息子にどういう声かけしたらいいのか、いつも迷う。
「行くことがまたできなかった…。またママの期待に応えられなかった…。」そう思わせない様に息子に、なんて声をかけようか?そればかり考えてしまう。

「今日はお休みしておこうか。また行ける時に行けばいいのよ。」と、とりあえず声をかけた。

笑顔で、さわやかに「行ってくるね〜」と、私は1人学校へ行った。

通級の先生は、息子に会えなくてとても残念そうだった。不登校教室の先生も、残念そうだった。

来てくれたらなぁ〜て言ってくれてもね。連れて行くまでが本当に大変なんだ。そして、その言葉、結構傷つくんですよ(笑)

本人だって行きたいのよ。いつだって行きたいところは学校なんだ!友達に会いたくて、寂しくて、仕方がないのよ。でも、行けないの。行くことができなくて、苦しんでるんだ!

そんなことは、学校の先生には直接言ってないけどね。

私は帰宅後、息子が不登校になって1年半が経ち初めて、市の不登校支援の窓口に電話をしてみた。

なぜもっと早くに電話しなかったのかって?

期待していなかったから…かもしれません。でも、とりあえずかけてはみた。

今利用できそうな所は、〇〇です。と教えてはくれたけど、月2回電車に乗って行かなくてはいけない所を指定された。

うーん、今の息子、外に出て行くのしんどいのよね。訪問してくれるとことかはないですか?と聞くと、そういう所はないらしい。

そして、私は友達から紹介された訪問看護に電話をすることにした。少し離れた所なのに、どうやら来てくれるようだ。週2.3回行けますよと言ってくれた。

息子との信頼関係を築くのに、週1では足りないからと電話で話してくれた。
30分だけ息子の好きなことを一緒に楽しむ感じらしい。デイの先生と同じ感じかもしれないけど、医療と繋がるのもいいかもしれないと、一応利用する流れになっている。

最近の息子は母子分離不安気味にもなっている。仕事に行って欲しくないと言うようにもなった。不登校の母親は、悩む。パートとは言え、融通が利く所ではあるけども、う〜ん、今日は休めないな〜と思いながら、「ごめんね」と言いながら出て行ったりもした。

そして、今日深夜2時頃、息子は暑くて目が覚める。
そこから、過呼吸のようになり寝れないと言い始めた。
あ〜この感じも、不登校初期に何度も経験済みだ。

とりあえず、笑えるもん見といたらええねん。息がしんどい時は心がしんどい時なのよ。楽しくなったら落ち着いてくんねんで〜。いつの間にか、息ができるようになってるわ。

そう言って、開き直って息子にYouTubeを見せる。

息子は落ち着かない時は、お茶を異常に飲む。もう、お腹がちゃぽんちゃぽんよ。
それでも、なんだか喉が渇くらしいのよ…。

そんな不安定な息子の横で、起きておかないといけない私はnoteを書いている。書くことで私も自分の心を落ち着けているのかもしれない。

仕事をすることで、何かおもしろいものを聞いたり見たり、しょーもない話をすることで、日々の辛さを乗り越えているのかもしれない。

夏休み明けの息子を見るのは、正直辛い…。

深夜に「何もできんくて、こんな自分でごめんな」と謝ってもくる。ねぇ、涙止まんないんだけどー!

息子が、自分責めてしまうような声かけを私がしてんのかな?なんて私自身もまた自分を責めてしまう。

でも、きっと…きっとまた落ち着いて元気になるだろう。この1年半そうやって、何度もくり返してきた。今回も大丈夫だと、言い聞かせている。

ただ、ひたすら私は眠い…。でも年のせいか、一度起こされると寝にくくもなっている。寝不足が一番辛い。

そんな寝れない私と息子の横で、すやすやと寝ているやつがいる。
旦那は、本当にすごい。どんな時もコイツだけは起きひんな。大丈夫か〜の声かけもない。なんなら、寝ながら笑っている。この状況で、どんだけめでたい夢を見ているのか?昔の私ならムカついて、飛び蹴りして起こしていただろう。
しかし、私も成長した。よく寝てるな〜としか思わないのだ。



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