「mixi2」爆誕! 唐突すぎるサービスインに僕たちがざわつく
mixi2とやらが、唐突に昨日サービスインした。
何の前触れもなく、あまりにも突然の登場に
「え!?」
最初はフェイクニュースかなと思ってしまった。
軽くXを検索してみると界隈が軽くざわついているようだ。リアルニュースなのか……。
それにしても「mixi2」って名称、マジ?
昔を懐かしむいにしえのネット民たちがちょっとばかり興奮している様子は微笑ましい一方で、個人的にはどうにもピンと来ない。いや、僕もちょっとはざわついているんです。しかし、ざわつき止まり。
短文+タイムラインの仕組みは今となってはごく一般的なSNSのベースで特に目新しさはなさそうだ。
感情表現をフォローしてくれるような機能は用意されているみたい。ここら辺は国産ならではのアイデア(斬新といっているのではない。いかにもガラ……パゴ……)だけれど、まあこれがあるからからどうということでもない。
コミュニティと知人同士の閉鎖的な繋がりに力を入れたいような雰囲気は垣間見れたが、招待コードは無制限で、アーリーアダプターからはXやFacebookで普通にばらまかれている様子。その目論見がどこまで機能するのか微妙なところかね。そういう目論見じゃないのかもしれないけれど。
さらに、現状ではつながっていない人の情報がほとんどプッシュされない仕様。余計な投稿を見たくない人には嬉しいかもしれないけれど、その分「何も起きていない空間」がだだっ広く広がっている感じはした。
もちろん、非アクティブにはなっているんだけど、「発見タブ」はあった。ここら辺は少し前のXの仕様改悪による大クレームなどを踏まえての仕様設計だろうから、ちゃんと使っていけばそれっぽい形になるんでしょうけどね。
ただ、招待無制限と、閉じた繋がり・コミュニケーションという面が若干の矛盾を孕んでいて、少し設計ミスったんじゃないかなぁと思ったり思ったり。現在のX的な開放された空間なのか、初期mixi的な閉鎖的な空間なのか、いまいちわかりづらいなあ。実名推奨ではないのでFBとは違うんだろう。
ただ、どうせ「mixi」の冠を名乗るなら、正直もっと思い切った仕掛けが欲しかった。
たとえば、伝説の「あしあと」機能や「マイミク」という名称を大胆に喧伝しちゃうとか。あしあと機能も仕様変更のたびに賛否両論あったのは記憶に新しい(いや、超古い)けど、逆に今の時代に大々的に持ち込めば「懐かしすぎて逆に新しい」なんて言われる可能性だってあるはず。機能的に斬新さ、新鮮さがなく、名前に「mixi」を残す以上、「いにしえ感全開」に振り切ってノスタルジックに使わせてくれたほうがおもしろかった。
いや、言うてまだmixi自体が生きてるんじゃが。
僕も登録して、ひとまず眺めてはみたが、現時点では特に強い興味を惹かれるものでもないし、今更、他と似たような機能を持つ別の場所に知人同士や趣味友たちと引きこもりたいなんてことも思わないので、このまま「とりあえず業界人としてベンチマークだけしておくか……」という程度で終わりそう。
とはいえ、突然のサービスインでまだ方向性が見えていない部分も多いし、ここからどう発展させるつもりなのか期待したいところ。
頑張れ、みくしぃとみくしぃつー!
なお、この記事を書くに伴ってmixiってどうなってるのか覗こうとしましたが、メアドすら覚えていないのでログインを断念。残念。無念。
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