類友について考えてみた②

車允基です。こんにちは!

前回に引き続き「類友」について。

「類は友を呼ぶ」という事象は心理学的側面から見ても正当性がある様です。
たまたま出会った人と自分が、同じ出身地であることが分かっただけでもうれしい気持ちになることありますよね。
それと同じ様に、自分と共通点が多い人に対して親近感を持つ傾向があります。
これを「類似性の法則」というんだそうです。

特に、女性はコミュニケーションにおいて共感を大切にしますので、同じようなものの考え方や感じ方をしている人と一緒にいた方が、自分を肯定してもらえるため安心する傾向があるとのこと。
中でも、「傷つきたくない」「否定されたくない」という思いが強い人は、似たタイプの人と一緒にいることをより好みみたいです。

一方で、自己肯定感が高く精神的に安定している人は、自分と異なるタイプの人と出会っても、受け入れられるだけの心の余裕を持てるケースが多く、むしろ自分の幅を広げるために、進んで自分とは異なるタイプの人に関わっていくことも少なくありません。
「相手は自分の鏡である」といわれているように、私たちは自分の心の中にあるフィルターを通して、周りの人たちを見ています。
心理学ではこれを「投影」というそうです。
自分の周りにどんな人がいるかをみると自分の心の状態がわかるということですね。

周りに優しい人が多い時は、自分も周りの人に優しいと思われていることが多いのです。
ですから、もし信頼関係のある友達が欲しいと思う時は、「類は友を呼ぶ」の法則通りに、まずは自分が信頼に値する人になることが近道なんですね。


以上、
次回は、「類友」のメリットデメリットについて書いていきます。


つづく!

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