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デザインの「上達」に効果があった勉強法まとめ

どうもせんざきです!noteは毎回気合い入れて書いているので、あんまり頻繁に更新できていなくて恐縮なのですが、結構反響いただくことが多いので定期的に出したいと思っている所存です。

さて、今回のテーマについてですが、「Photoshop(or Illustrator)使えるようになったけど、なんかダサいデザインになる、、、」とか、そういう悩みありません、、?

わたしはあります!!!!

しかも、その「ド初心者じゃないけど、一人前でもない」っていう人向けの情報ってあまり出回ってないんですよね、、、ちょうど、デザイナー歴3ヶ月〜1年くらいの人向けの教材が無い。
大体が、ツールの使い方とか、4原則とかの基本的な情報ばかりで、結局どうしたら上手くなれるのかいまいちわからなくて、わたしは結構モヤモヤしました。

正直せんざきはデザインめっちゃ上手いという訳でもないと思うんですが、一応コンペ取ったりとかもできるようになったので、これを書くことを許されたいです。笑
本当はこういうのをめちゃくちゃ上手いデザイナーの人が書いてくれたら嬉いんですけどね、、、。情報をくれ、、、。

とりあえず、せんざきはこんなことをやって上達を感じたよ〜!っていう記事なので、参考にするところだけしていただけたらいいかなと思います。

webデザイナーだけじゃなくグラフィックデザイナーとかでも共通する内容になっているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

オススメの書籍

デザインの「なんとなく締まらない」感じは、

・余白
・フォント

のどちらかに原因があることが多いと思っています。(デザイン4原則の洗練度というのもあるけど、一旦置いておきます)

なので、下記の2冊は結構良いです。

書籍に関してはこれだけで十分かなって気がします。

余談で、自分でやっていたよくわからない勉強方法を紹介しますが(真似しなくていいやつ)、「フォント辞典」という、あらゆる日本語フォントが載っている本を毎日読むとかしてました。笑

これは正直そんなに上達とは関係ない気がします。
どういうフォントが世の中にあるのかわからない、という人は一読してみるといいのかも?

わたしは文字が好きなので結構楽しかったですけどね!グラフィックデザインとして使われている事例とかも載っているのでそれはとても参考になります。

とにかく良いものを沢山見る

これは先輩から死ぬほど言われてました、、。
わたしはwebデザイナーなのですが、別にwebだけじゃなくグラフィックでもなんでも、いいデザインを沢山みるのが大切なのだと思います。

ただ、最初のうちって「いいデザインってなんだよ、、、」ってなるので、とりあえずそこは書籍に頼りましょう。

本に載っているデザインは大体いいデザインです。

うわ、2019出てるの今知ったわ、、、(買わなきゃ)
この2018年verをよく見てました。あと会社に数年前のやつとかも何冊かあるのでそっちも眺めたりしていました。

ピンタレストは一時期先輩に禁止されてて、審美眼がないうちに見まくっているとあんまりよくないっぽいです。
どちらかというと、自分の好みを把握したりとか、アイデアのヒントとかに使う方が適切なのだと思います。

デザインを見るときに注意したいのは、「ああ、このデザインいいな」って思った時に、なるべく解像度高く見ることだと思います。

例えば、

・高級感を出すためにこのフォントを使ってるんだろうな(こういうフォントは高級感が出るってことか)
・この文字の組み方ってありなんだな
・文字の強調を色使わずに大きさでしているところが上手いな
・こういう写真にこういう文字組みだと雰囲気出るな
・ここがきちんと揃っているから綺麗に見えるな

とか!

ふわっと見てるだけだと、いざ作る時に思い出せないので、ちゃんと意識して「見る」のが大事なんだと思います。

あんまりグッとこない作品は飛ばしてよくて、とりあえず自分に刺さったデザインだけよく見るようにしてます。
あ、でもわたしの場合だと、グッとこない作品でも、「何が違うんだろう、、?」って思いながら見たりもします。暇だったら試してみてください。

クラウドソーシングでコンペに参加してみる

これ一時期めちゃくちゃやってました笑
最近はやっていないのですが、デザイナーになったばかりであんまりデザインの案件を任せてもらえていないときに。

「わたしはこのままじゃだめだ!!とりあえず数作らないと一生下手だわ!!」と思って、【1ヶ月に10案件ランサーズのコンペに参加する】っていう割ときつめの目標で2~3ヶ月くらいひたすらやってました笑

普通に仕事しながらなので、夜とか土日とかにやってましたね、、。

クラウドソージングのコンペのいいところが、

・自分のデザインに明確な評価がつく
・他の人のデザインを見ることができる
・デザインの言語化の力がつく

で、ぶっちゃけ稼ぐのには向いていないのですが、練習にはとてもいいと思います。

・自分のデザインに明確な評価がつく
コンペなので、必ずどれかが選ばれるわけで、そうなるとちゃんと「選ばれようとしてデザインする」という意識が働き、全力でデザインしやすいんですよね。
自分しかデザイナーいないとか、自主制作的なものだと手を抜けちゃうので、、。
上手くなるにはとにかく全力出し続けるの大事かな〜って気がします。

・他の人のデザインを見ることができる
コンペ参加者に必ず1人くらいは「めっちゃ上手い、、これは負けたわ、、、」って思うような人が出てくるので、その人がどうして上手いのか、どうして自分のデザインが負けたと思うのかを考えて改善していくって感じです。
レイアウトとか文字の組み方とか、めっちゃ勉強になります。
(ただ、そんなに上手くない人もいるのでそこは見分けないとダメなんですけど、、)

・デザインの言語化の力がつく
クラウドソーシングのコンペだと、結構提案文がよくて通るパターンもあります。
ターゲットやデザインの意図をきちんと説明すると確実に当選率が上がるので、その特訓にもなるかなと思います。
要はデザインを言語化できる力がついていく感じです。

正直、コンペの結果はそこまで気にしなくてよくて、(というのも、選ぶ人も素人なので、、、)選ばれようとするプロセス自体が成長に繋がるのかと!

これをバンバンやってた時は結構上手くなった気がします。

レビューをもらう

前に自分でもツイートしたのですが

デザイン4原則は、自分で意識してもどうにもならない時があると気がつきました。

やっぱり誰かにレビューをもらわないと、どうしても上達しにくいところがあるのだと思います。
わたしは先輩にめちゃくちゃ差し戻されたりしていたので、なんとか基本的なところは多分できるようになったのですが、周りにレビューしてくれそうな人がいない場合は、自分でそういった場を探しにいくのが大事なんじゃないかと思います。

こんなサービスをやられている方もいるので、利用してみるといいかもしれません!

500円でレビューがもらえるなんて、とてもいいサービス、、。
利用された方のレビューなども拝見しましたが、本当にレビュー後のデザインが良くなっていてすごいなあと思いました。
(アロードさんに直接掲載の許可を求めたところ快諾してくださいました、、、クリエイターは優しい方が多いなあ、、、私も近々利用させていただこうと思います)

デザインに制限をかけてみる

先輩に言われてやるようになって効果があったと思うやつです。
当時は「え、まじかよ」って思ってたし、結構半信半疑でやってたんですが(すみません、、笑)今となってはまじで偉大な教えだと思います、、、。

・色を使わない
・ドロップシャドウや光彩などの効果を使わない
・区切り線や背景のボックスに頼らない

・色を使わない
これも前ツイートしていて、まあまあ反応いただけたんですが、

色を使うと、配色さえよければ「なんとなくいい感じ」に見えちゃうことがあって、レイアウトが上手くなりにくいんだと思います。
だから最初モノトーンで組んで、色を乗せない状態でバッチリ決まってから色を乗せるととてもレイアウトの上達に繋がるかと!
(その代わりに私の今の課題は配色だったりする、、、)

・ドロップシャドウや光彩などの効果を使わない
ツールが使えるようになると、ドロップシャドウとか光彩とかをやたらとかけたくなる病にかかります。というか私がかかっていただけなんですけど、、。
デザインで使っては、毎回「ドロップシャドウ使わないで」って先輩に言われてました笑

今になって思いますが、正直最初は絶対こいつら使いこなせないです、、(当時は使いこなせていると思っていた)
本っっっ当に必要性がある時以外は、なるべく使わずにデザインすると、よりレイアウト自体のレベルが上がるのかなと思います。

多分なのですが、こういった効果に頼ってしまうと、楽にデザインっぽくなってしまうんですよね。
「うーんちょっと文字読みにくいかな?効果かけるか!」とか「なんかちょっと寂しいかも?効果かけるか!」みたいな短絡的な思考に、知らず知らずのうちに陥るのだと思います。

本当だったら、背景の写真の色を調整したりとか、あしらいを足してみたりとか、レイアウトを調整したりとか、いろんな打ち手があるはずなのに、全部効果で解決できてしまうのがアブナイです。

なので、しばらくの間禁じるのはおすすめできます。
(私は今でもあまり使わないです)

・区切り線や背景のボックスに頼らない
区切り線とか、その部分だけに色の違う背景を敷いたりとかするのも、なるべくやめろって言われてました。

というのも、デザイン4原則で言う「近接」とかがしっかりできていれば、区切る必要なくグループが見えるはずだからです。

デザイン上で、「仕切る」という以上の意味合いがある場合は使ってもいいかもしれないのですが、本当であればそれらの仕切りに頼らずとも読みやすいレイアウトはできるはずなのです、、。


もうちょっと思い出せばあるかもしれないのですが、上記3点は今でもかなり気をつけてデザインしています。
「えーまじかよー」って思った人も、騙されたと思ってやってみてください、、まじで変わる、、。

【番外編】違うツールを使えるようになってみる

webデザイナーって正直、Photoshopさえ使いこなせれば普通に仕事できます。(中にはXDとかSketchとかFigmaの人もいるかもなのですが)

私も2~3ヶ月くらい前まではほぼPhotoshopしか使えませんでしたし、恥ずかしながら、それで十分だと思っていました。

でも毎日クリエイティブをはじめてから、Illustratorを使いこなせるようになりまして、そしたら本業のwebデザインの方でも明らかに発想の幅が広がって、より最適なデザインができるようになりました。

※毎日クリエイティブってなんぞやという方は下記記事をご参照ください。

できるデザインがツールによって制限されていたということですね、、。

あと、ツールによってなんとなく脳の使う部分が切り替わるような感覚があるので、それも「発想の幅を広げる」という意味で良いのだと思います。

それを考えると、次私が使うべきツールはAfter Effectsだなやはり、、。
動きを前提としたデザインができるようになるというのは、webデザインではかなり重要になってきそうです。
基本的に私はLPしか作らないので、静的なサイトをデザインしていることが多いのですが、動的にすることで効果がでるようにデザインすることができたら、またレベルアップできそう!!


こんなところでしょうか、、、。(やばい、盛り込みすぎた気がする、、、)
今の自分も、まだこのフェーズなのですが、とにかく数を作っていくこと、それと同時にちゃんとレビューをもらって前よりいいものを作ること、が1番大事なのかな〜と思います。

まあこれはせんざきのやり方なので、全く同じことをしなくてもいいとは思いますが、誰かのためになったらいいなと思います。

余談ですが、この記事一旦バーっと書き起こしてから寝かせていて、最初は3500文字くらいだったのに、後から目次を足したりしたら結局5000字までいっちゃいました笑
あと、こうみるとまじで先輩からの教えが偉大すぎる、、、。

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