15時間もお得な1日✴︎遊学日記week01-1@Banff, Canada
2024/04/14 18:30に日本を飛び出て、9時間のフライトの末にCalgaryに着く、予定だった。
フライトは2時間半くらい遅れて、前から予約していたバスは逃して、日本にいる間に新しく予約した(痛い出費)バスにはきちんと間に合う時間に、Calgaryに着いた。
飛行機の中では念願のWonkaを見た
Willy Wonkaがあらゆる場所に旅に出るように、わたしも見ず知らずの場所に足を運ぼうとしている。彼はあらゆる材料を集めて、箱の中にためていく。まだ数ページしか使っていないわたしのノートにも、たくさんの材料がたまっていくのだろうか。
ちょっと強引な部分が、愛を結んだり、末長く続いていく関係性を築いたりする。これも忘れないようにしたい。
彼は魔法のチョコレートをつくる。
わたしも誰かの心の固い部分が溶けていくようなものをつくる☆彡
1週間はあっという間に過ぎていく。
わたしの行動記録とメモとを混ぜて残しておく。
4/14 Calgary→Banff
Calgary International Airportに到着。
Busbud(バス予約サイト)で予約したバスの集合場所がわからず15キロを超える荷物を背負いながらウロウロ。Banff行きのバスを扱う運行会社のデスクに聞いても、「この会社聞いたことないなぁ」と言われ焦る。
結局違うカウンターに人が教えてくれて、指定の場所で待つ(チケットの隅っこにちゃんと待ち合わせ場所は書かれていたので、ただのわたしの確認不足。これからはチケットは隅々まで確認すること✅)
出発時刻の30分後になってようやく運転手さんがやってきて、乗車。バスじゃなくて大きめの車だった。
Banffまでの車窓からの景色の記憶は朧げ。眠過ぎて寝ててしまって、でも絶対に外が綺麗なんだろうなと思って目をシュパシュパさせながら外を見て、限界すぎてまた寝るを繰り返していた。
18:30ごろBanff着!ホテルまで徒歩30分!公共交通機関はクレカじゃ乗れないから現金を下ろしたくない私は歩くのみ!
この日はもう宿に籠ると決めていたので、お水と食料をスーパーで買い、荷物をさらに増やして30分坂を登る。これが本当にかなりきつくて、通り過ぎていく車に飛び乗りたくなりながら進んだ。
夕日を1日に2度見ることで15時間分のお得を回収し、疲れ果て就寝。
4/15 Banff
前々から準備をすることを怠ったため、Banffに着いたはいいものの予定は立っていない。
・車がある方が行けるスポットが多い
・車がない人は基本ツアーに入る
・いい雰囲気のツアーは基本的に5月から
・ツアーは半日でも高い
時差ぼけとやることが決まっていないことの不安から朝3時ごろに目を覚まし、色々調べるとこんなことがわかってきた。さて。
徒歩と公共交通機関で行けるところで思いっきり楽しめばいーじゃん!となった。
○Mountain Tunnel Trail
朝日を見ながらお散歩をしたくて、Downtownから程近いTunnel Mountain Trailに向かう。Trailまで宿から30分、頂上まで40分ほど。私よりもっと早くから活動を開始している人と笑顔ですれ違いながら、頂上を目指す。
DowntownやBanff Springs Hitelが見渡せる絶景!ここで食べた朝ごはん(機内食で食べれなかった残り)は格別。
○Lake Louise
Banffといえば青く澄み渡った湖、湖の奥に広がる山肌綺麗な山々。
Lake Louiseまではバスで40分くらいでいける。オンラインでチケットを購入し(往復2600円くらいで良心的!)、Banff Downtown Stationを通っていく長い長い貨物列車を見ながらバスを待ち、無事に乗り込む。
もともとLake Louiseでは4〜6時間くらいハイキングをしようと思っていたけど、雪だと流石に無理だなぁ、帰りのチケット18時前のにしちゃったなぁ(この時点で11時前)、と色々考えながらとりあえず周辺を歩いてみると、進めそうだった。
バスの時から見かけていた日本人のお兄さんが同じ方向に進んでいるのが見え、話しかけてみた。一人は苦手。
そこから1時間、雪道ハイキング。横並びで歩ける幅もないので、お互いの顔もそこまで見ず、いろいろ話した。雪と上り坂でぜーぜー言いながら、登り切り、深呼吸と共にみた景色。
急な坂道のところで、ソリでもしにきたのかっていうくらい滑った。そこ以外はなんとか堪え、わたしたちは行きより軽やかに下った。
すれ違う人はみんな滑り止めを靴につけていたので、私たちは結構危険なことをしていたんだと思う。一人じゃなくてよかった。
Lake Louise、いつか雪が溶け切った頃にもう一度行きたい。
Lake Louiseから車で30分くらい奥に走ると、Lake Emeraldがある。交通手段がないからヒッチハイクでもしようかなと思ってたけど、絶対に凍っていてエメラルドじゃなさそうだったのでやめた。ヒッチハイクはバケットリストに残ったまま。
○Downtown
18時のバスのチケットで14時のバスに乗れたので、Downtownに戻った。
Banffはウィンタースポーツなとのアウトドアをしにくる人が多く、スキーやハイキング、温泉に行く人々で賑わう。Downtownは軽井沢みたいで、お土産屋さん、アウトドアショップ、カフェ、レストラン、などが並んでいる。
いくつかお店に入るものの、バックパックに追加で入れる隙間は一切ないので、幸い物欲も湧いて来なかった。
お腹が空いて、持っていたラップサンドだけじゃ物足りず、カフェでコーヒーとLemon Poppyseed Loafを買い、Central Parkのベンチでお昼兼おやつを食べた。ようやく一息。
○HI Banff
今回の宿泊先。Downtownから徒歩30分、バス15分くらいにあるドミトリー。Downtown周辺を走るバスの無料チケットをもらえるので、移動は楽ちん。
お風呂トイレは綺麗だし、キッチンが大きい、Wi-Fiもスイスイ。Banffの中では一番安かった(一泊5500円)。
2週間アルバイトしたら宿泊費が無料になるというポスターが貼られていて、同じ部屋にいた2人もそれで来ていた。いつかそんなこともしてみたい。
歩き疲れ、時差を感じ、眠くて3時間くらい寝て、夜ご飯を食べて、翌日の行動を考えながら、寝落ちした。
4/16 Banff→Calgary
この日も時差ぼけとやることが決まっていない不安から朝4時ごろに目覚め、いろいろ考える。
ちょうどチェックアウトの時間に雪が落ち着きそうだったので、のんびり。
昼前に宿を出てお散歩。フレームの中に収まったのは見覚えのある景色だった。
祖母と母が27年前にツアーで訪れたのがバンフとバンクーバーだった。飛び立つ前に祖母の家にまたねを言いにいったときに見せてもらったアルバム。無計画ながらも彼女たちが訪れた場所を辿る旅になった。
お散歩を終え、空港へ向かう。
翌日の朝9時の便で、Banffから空港までの早朝バスがなく、Calgaryの宿泊代も惜しかったため空港泊を選んだ。翌日のAbbotsford→Vancouverのバスとこんがらがって、1日先のバスのチケットを確定ボタンを押した瞬間に気がつき、後戻りはできず、なんでもない6000円が世の中に流れていった(予約画面はダブルチェックをしてから確定ボタンを押すこと✅)。
離れるのは惜しいけど、次来た時にはまた違う楽しみ方ができるんだろう。またね、Banff。
長くなってきたからつづく。
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