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<2024年度>転職サービスを利用した感想とか
2024年5月、前の転職からちょうど14年。久しぶりに転職サービスをがっつり利用したので、今転職を考えてる人に参考になればと思って書いてみます。
1.今回転職活動が始まったきっかけ
転職エージェントや企業の人事担当には言えない転職活動開始の理由は、
2024年4月に異動してきた転入者がきっかけだったりします。
今では珍しくなくなった女性管理職、その転入者は以前の部署では課長職をやっていたようで、異動してきたタイミングでなぜか一つ職位が下がってやって来ました。
そして、転入してきて、実際一緒に仕事してみて感じたこと。
共同して関わる仕事には、口出すだけで全然仕事をしない。
出す口も何も役に立たない。口を出すと行為に酔いしれる。
仕事を学ぶ姿勢がない。
悪いことをしても謝らない。認めない。
簡単なメールを書き上げるまでに1時間以上を要す。
私の仕事を評価する1人になった。
こういう特徴を持っている人とはうまくやっていくことができず、ことあるごとに衝突してしまい、周りが変な空気になることもたびたび発生している状況。
2.もう転職してやる!
実は、前々から転職を考えていたんだけど、その理由は以下の通り。
この10年以上給料が全く上がっていない
転職した当時が一番給料が高かった。
入社して1年後、残業100時間近くを数か月連続でやらなければならず、助けを求めても周りからのフォローもなく、身も心もボロボロになり、1度休職に追い込まれた。
適性も考えずグループ会社からの出向者が管理職になった際、パワハラを受け、適応障害に追い込まれた。その際も周りからのフォローはなかった。精神状態がまずいことになり、どうにかするために証拠を揃えてパワハラを人事に訴えるも、本当にそうだったかはハッキリしないという判定となった。
パワハラで訴えたことで、被害妄想の強い頭のおかしい奴だという認定とされてしまい、エンゲージメントを上げるための人材再生研修などに強制参加させられる。
エンゲージメントが低いということで、組織に害悪だと思われたようで、管理職がどうしても異動させたいと、情報システム部門から放り出される。
放り出された先は、ITがほぼ浸透していない部門で、身を粉にして奔走しつつ、全力でデジタル化するが、管理職には説明をちゃんとしてもやっていることが理解できず、評価がちゃんとできない。
と、運が悪かった要素もあるが、会社として事なかれ主義の隠ぺい体質、なぞにどんどん人事制度・評価制度を異常な速度で変えていき給料上昇を抑えるような動き、そんな会社の動きに合わせ憶測からのマイナス要因で勝手に妄想を発展させて給与を上げない理由の材料にする管理職、エンゲージメントのみに固執し、他人事で助け合いもしなければ、能動的に動ける人がどんどん退社していくような体制など、そういうのがもともとあった。
加えて今回の転入者のヤバさで、「これは気を抜いたら貶められる」「これは転職しなければヤバい」という状態になった。
3.リクルートエージェントとビズリーチの履歴書、経歴書を更新
これまで、いろんな転職サービスを使ってきたが、とっさに思いついてのが、リクナビとビズリーチの2つ。
前回の転職では、リクナビNEXTのオファーから現在の会社に入ったため、リクナビNEXTから経歴書を更新しようとしたら、今は経歴書が変更できないみたいで、仕方なく、リクルートエージェントから経歴書を更新して、ビズリーチにも貼りつけていこうという方式で進める。
何かのCMでは、「転職しなくても、市場価値を確かめるために使う」みたいなことを言ってた気がするけど、これはホントにそうだと思う。
4.突然電話がかかってきた
リクルートエージェントへログインし、ゆっくりと経歴書を更新。
前回、2020年くらいで情報の更新が終わっていて、そこから自分の軌跡みたいのを確認しながら、自分がその時からどう成長したのかなぁ?なんて考えながらの経歴書更新は割と楽しい。
2020年以前の経歴についても、ちゃんと情報が追加できていなかったところなども発見して、「まぁ、徐々に入れていけばいいかなぁ」と思いながら休憩していると、突然スマホに電話が!
電話に出てみると、
電話口(自動音声)
「こちらはリクルートエージェントです。この通話は品質向上のため録音されています。ご了承ください」
女性
「リクルートエージェントのアシスタントの〇〇です。エージェントとの面談の日についての調整なんですが、5月〇日はいかがでしょうか」
私
「はい?」
何が何だかわからず、「はい?」としか言いようがなく。
どうやら、リクルートエージェントのサイトログインして、経歴書をしばらくぶりに更新すると、登録された電話番号に電話がかかってくるらしい。
かかってきたものは仕方ないので、勢いでエージェントの面談の日を設定してしまった。
5.ビズリーチに更新内容を反映
ビズリーチにもリクルートエージェントで記載した経歴書を更新したところ、速攻でエージェントやら企業の採用担当者からメッセージを受信。
どうやら、私の給料は経歴に似合わず安いらしい。
その中に1件、これまでの人生で非常に転機となるような経験を積ませてくれた会社(I社)からのオファーがあったので、転職エージェントからの話が開始される前に面談依頼の返信を出してみた。
6.I社とのカジュアル面談
<面談準備工程>
Web面談であったため、面談日はもちろんテレワークの日を選び、常識的に何もなければ仕事が終わらせてもおかしくない18時からに設定する。
というか相手の就業時間も気にしつつ、18時からであればギリギリ失礼にならない時間かと思われるというのもある。
面談にあたって、履歴書と経歴書の最新情報が欲しいとのことで、ゆっくりやろうとしていた経歴書の更新を急ピッチで行わなければならないハメにあったが、通過儀礼だと割り切り、仕事を終えたら経歴書を最新化する作業を行う。
提出は提出期限のギリギリではあったもののちゃんと間に合わせることができた。
指定されたメールアドレスへ経歴書と履歴書をPPAP方式で送信する。
<面談当日>
ビズリーチ内のメールのやり取りで、Webexでの会議情報を貰っており、仕事の休憩中にスマホにWebexアプリと資料投影をされたときに詳細が見えないと困るため、プライベートPCのほうにもインストールを実施。
面談対応していただいた方は、日本の方ではなかったものの流暢な日本語を話す方で、さすがグローバル企業だなと思いつつ、入社となった際の部署などの説明や取引先の企業などの説明を聞いた。
また、逆に質問はないかといわれ、求める職種像に関してどういうものなのかを聞いたりしてみた。
特にこの時面接対策などしていたわけでもなかったため、大した質問ができなかったのが反省点。
7.リクルートエージェントと面談
<コンタクト1回目>
I社との面談の直後、転職エージェントとの面談を予約していたため、かなり忙しかったが、始めてしまった以上、先延ばしにもあまりできないため、同日を選んでしまったのだが、正直疲労感がすごかった。
転職エージェントによると、最近の求人情報は入れ替わりがかなり早いようで、「機会損失が起こらないようにするために、早めに候補を見つけることが大事」とのことで、担当者によるおすすめ求人を毎日送るので、ぜひ気になるマークを付けるように指示される。
私が気になっていたのは、適性検査の話だったので、その辺を質問してみた。
現在、SPI3にまで発展している模様で、私が新卒入社の時は、まだSPIの無印だった時期だったので、時の流れを感じざるを得ない。
ちなみに転職用のSPIはSPI3-Gとのことで、新卒のSPIとは異なるらしい。
詳しくは、こちらのページに載っているので、興味があればどうぞ。
エージェントの方曰く、SPIはあまり勉強するものではないとのことで、薄い本を買ってパラっと見るのがオススメとのことだった。
それより、転職したい会社を本気で探したほうが良いとのことだった。
ただ、私の場合、パラっと見るだけでは、ほんとにパラっと見ただけで何も身にならないのはわかりきっているため、本を買って勉強開始。
ちなみに私が買ったのはこちら。
「非言語」と「言語」って、昔からそうだったっけ?と思いながら、「非言語」(算数)から手をつける。
練習問題と演習問題みたいな感じで解いていくものの、時間がかかりすぎる。
パターンゲーに近いので、繰り返しやってけば、割と高得点いけそうな気がするけど、その時間がもったいない気もする。
言語については、テキストでやる時間がなく、オンラインで模擬テストができるこちらを使いつつ、果たして内容が足りてるのか不安なとこもろあるけど、一旦やってみて考えようみたいなスタンスで。
<コンタクト2回目>
気になるマークを付けることに集中して選んでいたら、テレワークで仕事中に突然転職エージェントから電話がかかってきて、出てみると「5分ほど時間は大丈夫ですか?」と。
問題ない旨を伝えると、蓋を開いたら結局1時間以上の電話になっていたわけなんだけど、内容はというと、要するに「気になるばっかりつけてたって意味ねぇから早く応募しろよ」って事を伝えたかったようだ。
エージェント曰く、
「応募なんて数ある中の1つに過ぎないんだから、乱暴なことを言えば、この会社受けたいなぁと思うものに応募すれば良い」
らしい。
加えて、
「応募された会社も別の役割での応募に切り替えてくれ、という話もくるので、仕事内容がイメージつけば気軽に応募して大丈夫」
とのことだったので、その言葉を信じて応募してみることにした。
<応募>
エージェントに言われたとおりに、
「この会社受けたいなぁ」「この仕事内容ならイメージつく」のどちらかで、とりあえず5つ応募。
応募した基準として、自分がシステムに対して改善・改革を出来そうか、やって楽しそうか、くらいの感覚的なものを基準にしてみました。
社内ICT企画・DX推進(事業領域変革担当)
オープンポジション
ビジネスコンサルタント、プロジェクトマネジメント、アプリケーションエンジニア、インフラクラウドエンジニア、ワークプレイスエンジニア、セキュリティエンジニア等資産運用エンジニア
システム戦略企画<課長補佐>
DX Consultant
8.書類選考
5つ応募した中で、3、4、5が書類通過。
理由は分かりませんが(笑)
3は全然やったことがないですし、想像がつかないシステムです。
4は企画なので、今の延長で何とかなりそうなぁ、というイメージ。
5は本格的なDX自体あまり関われていないので、初物感。
9.転職活動の無期延期
と、ここまで順調に進めてきた転職活動でしたが、突然の無期延期となりました。無期延期に決めたというのが正しいです。
断られたかそういう理由ではなくて、健康上の理由というか、なんというか。
2024年4月に受けた健康診断の結果が、「要精密検査」のものがあり、50歳に近い年齢の人間ならそういうこともあるんでしょうが、転職時期にその結果のまま移籍先に行くのがどうしても自分の中でひっかかり、転職活動の無期延期を決定しました。
書類通過した会社には、エージェントを通して、丁寧に謝罪の連絡を入れてもらい、キャンセルすることができました。
10.今回の転職活動総括
突然始まって、突然終わった感じの今回の転職活動でしたが、近頃の転職においてやらなければいけないことが1から経験できたのは、良い経験になったなぁと思いました。
あと、エージェントの言っていることを流されず、決してすべて鵜吞みにするのではなく、自分の頭で考えて判断して、自分に必要なこと不要なことを選別していくことは、重要だと思いました。
最後に、健康な状態で転職活動を行うのはサラリーマンとして必須なので、次にいつでも活動を始めるよう早く健康状態を整えた状態するぞ!と固く心に誓いました。