独学で二級建築士に怠けながら受かった話
自己紹介 ~怠けものでもなんとかなる~
はじめまして、まさおと申します。
このnoteでは、3日坊主で集中力のない私が、どのようにして2級建築士学科試験に合格したのかをお話します。
有料部分では、私の学習方法と勉強ノートをお見せしているので、良かったら買ってください。
2024年に2級建築士の学科試験に無事合格し、現在は二次試験に向けて勉強中です。
実は昨年もに学科受験したのですが、あと2点足らずで不合格でした。
不合格の理由はいくつかあって、私はコツコツと長期間、毎日集中することができない性格で、去年の受験時も試験日1ヶ月ぐらい前ぐらいまで、普通に遊びに出かけたり、友人と飲みに行ったりで、毎日欠かさず勉強するということをしていませんでした。
残念なことにそれは私自身の変えられない性格のようで、今年も懲りずに直前期も海に行ったり、飲みに行ったりして勉強していない日もありますし、勉強した日も一日に1~2時間ほどでした。
さらに悪いことに、私は記憶力がかなり弱く昨年に少し勉強した内容も全く吹っ飛んでしまい、ほぼ完璧にゼロからの状態で勉強を始めました。
ただ、それでも本番では全科目19点(合格点は13点ぐらい)で、かなり余裕で合格することができました。
もちろん、予備校もいかずに、完全な独学です。
かけた費用は、問題集と法令集と受験料だけです。
2年やって、わかりましたがこの試験を攻略するキモは、効率の良い勉強法と、試験本番における得点テクニックです。
その要点さえ、きちんと抑えておけば夏の遊びたくなる貴重な期間をそこまで勉強に費やさずに、合格することが可能です。
また、断言しますが一級建築士はさておき二級建築士の学科試験で資格学校は全く必要ありません。たぶんですけどお金の無駄です。
この記事では、私が2回受験した経験をもとに、失敗したときの勉強法と合格したときの勉強法や、いかに勉強せずに当日に得点を集めるかをお伝えし、少しでも多くの方が自分の時間を確保しながらこの試験に合格してもらえたらいいなぁと思います。
時間をかけずに合格するために大事なこと
時間をかけずに合格するには、いかに「無駄な勉強」しないかが大事です。
ここでいう無駄な勉強とは、以下です。
満点を取ろうとする学習
本質的に理解しようとする学習
実務に活かそうとする学習
この試験で高得点を取る必要は全くありません。25点とろうが15点とろうが合格には変わりありません。
それならば、満点よりもむしろ合格点よりちょい上の点数(16~18点)を狙う勉強をしたほうがいいです。
本番でちょうど3割ぐらいは答えられないぐらいの学習をします。
イメージ的には問題集が一冊あるとしたら全部を理解する必要は全くなくて、むしろ結構わからないところあるし、本番は大丈夫かな、不安だな〜ぐらいがちょうど良いです。笑
そのために、まずはこの合格法でやってはいけないことを説明します。
NG例①いきなり過去問に取り組む
ネットで調べていると、過去問以外やらなくて良いとかよく書いてありますけど、すごく効率悪いと思います。
私は、これを鵜呑みにして1回目の受験で、総合資格のスーパー7という7年分の過去問の回答を読み込むところから始めて、あえなく挫折しました。
二級建築士の試験範囲はめちゃくちゃ広いです。4科目あって、そのなかに色々な種類の問題がありますし、初めてやる人はわからない単語だらけで、回答を見ても何をいってるかわからないものがとても多いと思います。
それなのに、いきなり過去問からやると、同じ種類の問題はその年に一つしかでません。なので、次の年の過去問をやる頃には内容を忘れてしまいますし、少し違う言い方をされると、同じ種類の問題なのに違う種類に見えてしまったりします。
大事なことは、同じような問題に何度も触れて慣れることです。
「はいはい、このパターンね」、と思える問題をいかに増やすかが大事で、
その状態をつくるために、過去問は非効率です。
NG例②早い時期から勉強を始める
あくまでも効率性を重視する場合は、という話です。笑
この試験は、膨大な暗記ゲーなのですが、直前期に詰め込んだほうが知識の抜けが少ないからです。
あまり早い時期から、始めると結構知識が抜けるものもありますし、それをもう一度覚え直すのは効率が悪いです。
計画とかは、試験日2~3週間前ぐらいから初めて、詰め込むぐらいのほうが丁度良いと思います。
一緒に合格した友人は2ヶ月ぐらい前からの勉強で合格してました。(すごい)
私は、3~4ヶ月前ぐらいから始めるのが良いかなと思います。
そのかわり勉強方法を間違えて、進みが悪くなると悲惨な目に会います。
NG例③好きな科目から勉強を始める
3~4ヶ月前から勉強を始めるとなると、最短ルートで勉強しなくてはいけません。つまづいている時間はあまりないです。
結論から言うと、
の順番で勉強してください。
理由は、構造には計算問題があり、法規は法令集を引く必要があるため、勉強時間が多く必要だからです。
直前期に理解に時間のかかる構造や法規を持ってくると、パニクってしまい余計効率性を失います。
そのため、この2科目は、まだ気持ち的に余裕のある最初の段階に持ってきましょう。
逆に計画などは、問題文も平易でただ暗記するだけなので、直前期でも十分に落ち着いて勉強できます。
試験3週間前までに施工までがある程度仕上がっていれば合格は固いと思います。
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