いざ手術!そして…
9時、嫁ちゃんに見送られつつ手術室へ。
ドラマで見たことあるなーって感じの天井のライトなどを眺めつつ、私を乗せたストレッチャーは手術台の横に。そこで心電図の電極やら酸素マスクやらテキパキと装着されました。本当に手際が良いというか「すごいなー」に尽きる。
なんてったって指示がさっぱり聞こえない。要するに指示が無くてもやるべきことがもう分かってる、みたいな。例えがおかしいけど、F1レースでタイヤ交換のためにピットインするけど、ものすごい速さで交換しちゃうときのアレ?
そんな中でこれまたスムーズに「これから麻酔入りまーす、だんだんぼーっとしてきますのでー」みたいな感じで説明があって、そのあとちょっとしたら顔の表面?に違和感というか【ぬわぁ】って何かが広がる感じ。
ああ、コレかー。
直後、意識すっ飛びました。そりゃもうテレビ消すかのようにあっさりと(笑)
【ゲル、首の骨フルチューンされるの巻】
次に意識が戻ったというか起こされたのは元の病室でした。お約束どおりの違和感フルコースとイマイチな目覚め。ああ、間違いない術後だコレ。
嫁ちゃんもそこに来てくれていたので、「おぃっすぅ」的ないつものやり取りをしてみたり。夫婦の合言葉とでも思っておくれ(笑)
だって嫌じゃん!嫁になったとはいえ惚れた相手に弱々しいところ見せるとか!!(顔真っ赤)
とか安っぽい意地を満身創痍で張ったところでどう見ても弱々しいというか何というか。あれ、嫁ちゃんスマホで撮ったりしてないよな…(震)
この時点でまだ確か11時そこらだったような気がします。術前の説明でも手術の時間は2時間半そこらとか聞いていたので、ちょっと早いくらいかだいたい合ってるはず。
さあ、ここからが私にとっての本番です。
食事および水分がとれるようになるのは翌日(8月12日)の朝食から。それまでは水もNGな状態で、身体を起こすのは基本NG、寝返りも要介助。夕方くらいからスマホが解禁になり、そこからは何とか時間つぶしは出来たものの…朝が遠い…
あと…
パルスオキシメーターがだんだん痛くなってくるの…!
でも看護師さんに相談したら「痛くなったら指入れ替えていいですよ!!」ってことだったのでありがたくローテーションして回避。これで血中酸素濃度(SpO2だっけ)をチェックしてるので外しっぱなしだとナースステーションにアラーム鳴っちゃうから大変。(※指の入れ替えは独断では行わず、必ず許可を経て行うこと)
そんなこんな意識もある程度持ち直したところで
消灯時間、長い夜の始まりです。
幸いスマホとワイヤレスイヤホンがあるので、ライブ配信とか見ながら過ごしたりちょっとだけスマホのゲームいじったりして眠気を待ってみたり…
待ってみたり…
待ってみた…
来いよ眠気!!!(半ギレ)
…仕方がないっちゃ仕方がない。日中のまだ身体を動かすのもしんどい時に寝て凌いだ分、夜になっても全然眠気が来ないのはよくある話。
それでもウトウトしてみたり、定時確認で体温や血圧、点滴の残量チェックに来てくれる看護師さんの気配に意識を取り戻すなど繰り返しながら夜は更けてゆく。
最後にはAM2時〜朝までやってる友人の配信の世話になりながら何とか寝た様子。もっともAM5時に採血で起きるわけですが。
そして忍耐の極み、鈍痛とワルツを踊る夜も明け…
AM8:30…絶飲食、解除
(続く)