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刑事もの、医者もの、弁護士ものドラマ

ドラマを見ていると、刑事もの、医者もの、弁護士もの(それに類するもの)がやたら多い。なぜかと考え、核になるシンプルな目的があるからわかりやすくて面白いのではないかという仮説に達した。

刑事もの  目的 犯人をつかまえる
医者もの  目的 病気を治す
弁護士もの 目的 裁判で勝つ

ここから派生して、色々な物語について、登場人物の目的を示すとその物語のポイントを端的に表すことができるのではと思いつきました。

鬼滅の刃 目的 鬼をやっつける

でも、なんか一見しては目的が分かりづらいものも出てきました。

エヴァンゲリオン 目的 使途をやっつける

なんか違いますね。

エヴァンゲリオン 目的 シンジ君が成長する

かなあ?

人気のある物語でも、シンプルな目的がわかりにくいのもありますね。でも「とりあえず使途を倒そうとしてなんかがんばってるのかな」みたいに一応の目的は視聴者に見せる必要はあるのかも。そうでないと「このドラマ訳わからん、見るのやめよう」になってしまうので。

それが、途中で、あれ、別の目的があるのかな?みたいに目的自体を謎として、それを考えさせる系の物語というのがあるようですね。

目的が明確系
仮の目的は見えるが真の目的は謎系

今回ドラマの目的ということについて少し考えてみて、よく国語の問題などである「作者の伝えたいことは何か?」という切り口で考える以前に「登場人物たちの目的は何か?」という切り口で考えた方がとっつきやすいのではと思いました。前者はメタレベルの問い(明示的でない隠されたものを探す問い)なので、ちょっとハードルが高いのではないでしょうか。

ドラマや物語を読み解く切り口

A. 作者の伝えたいことは何か?
B. 登場人物たちの目的は何か?

これからしばらくBを意識しながらドラマや物語を見ていこうかと思います。Aを考えるならまず先にBですね。段階を踏んだ方が良い。

以上

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