市役所の選挙事務事情
本日は衆議院議員総選挙の投票日でした。
選挙となれば市役所職員には選挙事務がつきまといます。
朝早くから夜遅くまでの投票事務、そこから開票事務…長丁場です。
我が市の今回の投票所参集時刻は朝6時半、開票終了予定時刻は夜中の1時。
そして、明日は普通に通常業務が待っています。
選挙の翌日の仕事のツラさは市役所職員で選挙事務に携わった方ならお分かりいただけると思います。
そんな私は今回諸事情により選挙事務から外れました。
こうやってこの時間にnoteを書いていると、若干後ろめたさもあります…。
そんな気持ちを感じつつ、選挙事務をやっていると、これなんとかしてほしいなぁと思うことがいくつかあります。
例えば、開票速報。
たいていの選挙の場合、午後8時になると、メディアで事前の出口調査などを基に当選確実の報道が流れることがあります。
この報道は有権者や候補者にとっては結果が早く知ることができるという一方で、今から開票を控えた市役所職員にとっては、結果がだいたい分かった上で開票を行うことになるので、だいぶモチベーションが低下します。
次に、選挙事務にあたる職員について。
市役所などの基礎自治体の職員は市区町村長やその議会議員の選挙はもちろん、都道府県知事やその議会議員、衆参の国会議員、最高裁判所裁判官の信任投票などあらゆる選挙事務にあたります。
しかし、都道府県知事の選挙であっても都道府県庁に勤める職員は選挙管理委員会近辺の職員しか動員されず、大多数の職員は選挙事務無関係のケースが多いです。
せめて自分の組織のトップを決める選挙くらいは基礎自治体の職員に任せっきりにするのではなく、手を貸してほしいなぁと思います。
他にも、思うことはある気がしますが、今浮かぶのはこんなところなので、また思いついたら書き記したいと思います。
いずれにしても、選挙事務に携わる皆さま、本当にお疲れ様です。