書くこと
普段、SNSでは主にTwitterに生息しておりまして。ほぼ毎日何かしら呟いたりRTをしたり、そんなことをかれこれ10年近く続けている。年数書いて自分で怖くなった。
限られた字数の中で伝えたいことを書くという特性が、自分の性格に合っているんだと思う。生まれる時代が違ったら間違いなく和歌や俳句にのめり込んでいたタイプだと思う。
話は変わるけど、小さい頃は極度のあがり症だった。
今でもよく覚えているのは幼稚園生の時のこと。好きな本を順番にクラスの皆に紹介するという授業があった。人前で話すことが大の苦手だったわたしはとにかく嫌で嫌でしょうがなくて、結果的に1番仲の良かった友達に隣で手をつないでもらって、どうにか声を振り絞って発表した。ちなみに紹介したい本は絵本ではなくディズニーランドのガイドブック本だった。自分のセンスがよく分からない。
人前で話すことは苦手だった分、文章を書くことは大好きだった。もともと読書が好きで、自分でも物語を考えたりしていた。コピー用紙に拙い字で文章を、クレヨンで登場人物を描いて一冊の本にして家族に得意げに披露したこともあった。
中学生の頃、相変わらず文章を書くのは好きで、その頃ハマっていたのはアイドル誌の編集者ごっこだった。まだKAT-TUNがデビューする前で、世間からの認知度はほぼ皆無だった頃、お小遣いで買ったMyojoやDuetを読みながらスクラップブックに編集者になりきった記事を書いていた。
「自分ならどういう文章で彼らの良さや魅力を伝えられるか」を考えながら文章を書くのが楽しかった。将来はこういう仕事に就きたいとぼんやり考え出したのもこの頃だった。
そこから派生して、コピーライターという職業を知って、広告業界という世界に足を踏み入れて。今は違う職業で働いているけど、文章を書くのは今でもずっと好き。多分これからもずっと好きだし、仕事にしなくとも何らかの形で触れ続けていきたい。
Twitterで呟く140文字の世界も、こうして制限なく書く世界も、どっちも楽しめたらいいな。
これでもSNSとの距離を見直そうと思っているんだけどね。なんでまた楽しそうなこと見つけちゃってんだろうね。まあこれも何かの縁だね。程よく程よく。
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