緊急事態法公聴会19日目のまとめ｜トルドーはフォードに「追加の法的手段は必要ない」と伝え、抗議行動をクリアにした
緊急事態法の公聴会の19日目、弁護士は、ジャスティン・トルドー首相がオンタリオ州首相に、抗議者を排除するために追加の法的手段を必要とすべきではないと語った、緊急事態法が発動される5日前に行われたダグ・フォードとの電話の記録を提示した。
2月9日の2人の電話を読み上げると、トルドーはオンタリオ州がオタワとウィンザーの大使橋からデモ参加者を排除するために追加の法的手段を必要とするとは決して考えなかったことが証明される。
その記録には、フォードに「これ以上のツール（法的手段）は必要ないはずだ。彼らは（オンタリオ州）経済をバリケードで囲み、1日に何百万もの損害を与えている」と不満を漏らすトルドーの言葉が引用されている。
そしてトルドーは、オタワでの抗議行動を、トラックが「自治体の道路を占拠」し「違法に駐車」していたことから、「合法的な抗議行動ではない」とした。
トルドーは、フォードへの電話でカナダに対する世間の認識について懸念を示し、フォードに「（オンタリオ州が）笑いものになるのを防ぐ 」ために迅速に行動するよう促した。
「このような状況下で、多くの人々が、橋の上の抗議行動さえ片付けられないと言うのだろうか？」トルドーはフォードにこう言った。
Trudeauはまた、Fordへの電話でデモ参加者の知性を一喝した。「いつも思うのですが、彼らはあまり賢い人たちではないのでしょうか」Trudeau said to Ford. 「あらゆる方法でカナダに恥をかかせ、経済を傷つけ、アメリカに雇用を戻すことを考えるなんて」
トルドーは、「レッカー車の運転手がアンバサダー橋からデモ隊を排除することを拒否していることについても激怒していた。フォードに、もしオンタリオ州がレッカー車の運転手を政府の命令に従わせることができないなら、アメリカはカナダを助けるためにレッカー車の運転手を提供すると申し出ている、」と言った。
「仕事をせず、市との義務を果たさないレッカー車をどうするか、皆で考えなければならないだろう」とトルドー氏は語った。「その後、重大な清算が行われなければならないだろう」
首相はフォードに、カナダがアメリカのレッカー車業者に橋の抗議を取り除くのを手伝わせなければならないなら、国が恥をかくという懸念を再度表明した。
「もしレッカー車が必要なら、米国に手伝ってもらうことになる」と首相は言った。「しかし、米国が申し出るのであれば、我々はそれを受け入れる必要があります。」
トルドーはまた、フォードと話すとき、選挙で選ばれた公務員が法執行機関に指示する力の限界について混乱しているように見えた。
フォードは電話の中で、首相がOPPに何かを指示することは違法であることを何度も念押ししなければならなかった。
「私もあなたと同じようにイライラしています 」とフォードは言った。「警察に指示できるものなら、そうしたい」
「私は（OPPに）指示することはできない。彼らを呼んで、あそこに行ってケツを蹴飛ばせと言うことはできないんだ」とフォードはトルドーに念を押した。「OPP次第だ 」と。
フォードは電話の中で、前オタワ警察署長ピーター・スロリー氏がオタワ警察庁の幹部と話した後、「状況をコントロールできなくなった」とトルドーに話した。
「警察官は毎日病欠している。」 首相はトルドーに言った。「彼らは指揮権を失っている」
この読み上げは、Democracy Fundの弁護士Alan HonnerがOPPのDana Earley警視に質問しているときに委員会に提出されたものである。
トルドー氏とフォード氏の電話の全文を以下でお読みください。
アーリー氏に続いて証言したのは、地元ウィンザーの企業経営者で、アンバサダー・ブリッジに抗議するポール・レシード氏だ。
この日の証言を締めくくったのは、アルバータ州フォート・マクロードの議員で、クーツ国境の抗議者マルコ・ヴァン・ホイゲンボスだった。
ヴァン・ホイゲンボス氏は、4人が武器使用で起訴されたとき、抗議者たちは暴力的であるという連想から逃れるためにクーツ国境を放棄したと、委員会に語った。
この先どうなる？
クーツ市長とアルバータ州RCMPの警官が今週末に証言する予定だ。
公聴会は明日午前9時30分（東部標準時）に再開されます。
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