COVIDワクチン拒否で解雇されたカナダの宅配業者は差別されたと仲裁人が裁定

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ニコラス・グラス仲裁人は12月下旬、同社のワクチン接種義務を拒否したことで賃金を失った宅配便大手ピューロレーターの従業員は不適切な扱いを受けたため、補償を受ける義務があるとの裁定を下した。

(LifeSiteNews)--カナダの仲裁人は、宅配便大手のピューロレーターで働き、COVID注射を受けないことを選択したために職を失った地域組合の組合員に対し、義務付けは "有効 "ではなかったとして補償を受けなければならないと裁定した。

2022年1月10日、ブリティッシュ・コロンビア州プリンス・ジョージにあるチームスターズローカルユニオンNo.31の組合員（8人の時間給従業員と14人のオーナーオペレーターを含む）は、ピューロレーターに対してCOVIDジャブポリシーに関する多くの苦情を申し立てた。この方針は、従業員にジャブを打つか懲戒処分を受けるかを義務付けていた。その後、2022年9月から2023年9月まで複数の公聴会が開かれた。

労働組合は苦情申立人を代表し、2022年の初期にオミクロン変種が普及した後、COVIDジャブの効力は低下しており、この方針は必要ないと主張した。

ニコラス・グラス仲裁人は、2023年12月14日に出された196ページの裁定に従って、「苦情は、苦情者が不当に解雇されたか、非自発的な無給休職に置かれたことを訴えている 」と述べた。

グラスは、「一度感染したワクチン未接種の労働者は、一度感染したワクチン接種労働者よりも感染力が強いという主張 」は、「義務付けの正当な理由には当たらない 」として、「決定的ではない 」と裁定した。

判決によると、ピューロレーター社は、2022年7月1日から2023年5月1日の間にCOVIDの予防接種を受けなかった時間給従業員に対し、手当や賃金の損失を含む補償を行うよう命じられた。

また、ピューロレーターはオーナー・オペレーターに対しても、収入を失った最初の日から補償を行うよう命じられた。

2021年9月15日、ピューロレーターは当時の多くのカナダ企業と同様、労働者にCOVIDの注射を受けさせ、職場への立ち入りを許可した。労働者は2021年12月25日までにこれに応じ、2022年1月10日に完全施行されることになった。

ピューロレーターの労働者に対する好意的な判決は、COVID予防注射を受けないことを選択したために収入や仕事を失ったカナダ人による最近の好結果のひとつである。

昨年10月、LifeSiteNewsは、カナダのサスカチュワン州の仲裁人が、COVIDの指示に従わなかったために職場で差別を受けた2人の製油所労働者に有利な判決を下したことを報じた。

しかし、最近のいくつかの判決は、ワクチンフリーの人々にとって良いものではなかった。

昨年10月、LifeSiteNewsは、ソーシャルメディアでCOVIDの接種と義務化に反対する意見を伝えたカナダの看護師が、自分の意見を表明したに過ぎないとして、現在、所属する州の医科大学で懲戒審問を受けていることを報じた。

LifeSiteNewsは2023年8月、ブリティッシュ・コロンビア州の仲裁人が、COVIDワクチンを接種しない従業員を解雇した独立系企業に有利な裁定を下し、彼らの解雇は "合理的 "であったと報じた。

ジャスティン・トルドー首相の連邦政府の支援を受けて州政府から出されたCOVIDワクチン義務化は、カナダ社会を分裂させた。mRNA注射そのものが、子供たちに多くの否定的な、そしてしばしば深刻な副作用をもたらすことが指摘されている。

この注射はまた、中絶された赤ん坊に由来する細胞株とも関係がある。 その結果、多くのカトリック教徒やその他のキリスト教徒が、この予防接種を拒否するようになった。