トルドー氏、レガシーメディアへの信頼低下の原因を「陰謀論者」のせいにする

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ジャスティン・トルドーは、レガシー・メディアへの信頼が低下しているのは「陰謀論者」と「ソーシャルメディア・ドライバー」のせいだと語った。

トルドーはアルバータ州のトーク番組「Real Talk with Ryan Jespersen」のインタビューでこのようにコメントした。

NEW - Canada's Trudeau believes there is a "deliberate undermining of mainstream media" by "conspiracy theorists."pic.twitter.com/IyPW3ta7OL

— Disclose.tv (@disclosetv) February 21, 2024

「主流メディアを意図的に貶めようとしている。陰謀論者たちがいて、ソーシャル・メディア・ドライバーたちがいて、人々を自分たちの小さなフィルターバブルの中に閉じ込めて、人々が実際に共通の事実に同意するのを妨げようとしている。」

「CBCやCTVが私たちの唯一のニュースソースであったとき、グローバル・ニュースは、少なくとも物事についての共通認識を国中に発信していた。」

オックスフォード大学が昨年発表したグローバル・メディアに関する報告書では、伝統的なニュースソースへの信頼が著しく低下しているカナダのメディア状況について、暗い絵が描かれている。

データによると、伝統的な報道機関に対する信頼は驚くほど低下しており、カナダ人の40％しか報道への信頼を表明していない。

この懐疑論は特に英語圏で顕著で、フランス語圏の49％に対し、英語圏では37％に急落している。

さらに、メディア規制への政府の介入に対する懸念が危機を悪化させており、CBCなど政府から資金援助を受けている公営放送局の公平性や独立性を疑問視する声も多い。

トゥルーノースが報じたように、政府からの資金提供の行方が不透明であることに、報道機関内部でも不安が高まっている。トルドー政権が2019年に導入した主要プログラムであるローカル・ジャーナリズム・イニシアチブの期限切れは、同イニシアチブの下で雇用された400人以上のジャーナリストの生活を脅かしている。

自由党政権はまだ資金を更新するかどうかを示していない。トルドー大統領の任期も来年までで、現在世論調査で大差をつけてリードしている保守党のピエール・ポワリエーヴル党首は、メディア助成金を打ち切ると発言している。