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カナダ国民の過半数がフリーランド辞任後の選挙を望んでいる: 世論調査

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全カナダ人の半数以上が今日の選挙を望んでおり、ジャスティン・トルドー首相と自由党が再選に値すると考えているのはわずか11%であった。

アバカス・データ社は月曜日の午後、クリスティア・フリーランド首相の爆弾発言による内閣総辞職で政府が混乱に陥った後、カナダ人を対象に選挙と投票意向に関する調査を行った。

フリーランドは、今年の秋の経済声明を発表する数時間前に、トルドー首相に宛てた辞意を表明する書簡を発表した。

ドナルド・トランプ次期大統領が、カナダがアメリカとの国境を確保するまでカナダからの輸入品に25%の関税をかけると脅したため、カナダ国民は不安を募らせていた。連邦政府はその後、国境戦略を発表した。

調査によると、カナダ人の58%が今すぐ選挙を望んでおり、自由党支持者の35%が賛成している。「今選挙をすべきではない」と答えたカナダ人は4分の1以下だった。

この調査は、月曜日の午後から火曜日の朝にかけて、国勢調査のデータに基づいて統計的に加重された1,186人のカナダ人成人の無作為サンプルに、フリーランド辞任後のカナダの進路についての考えを尋ねたものである。

同規模の確率サンプルの誤差は、20回中19回は2.9%以下である。

18歳から44歳の若者の半数以上、60%が今すぐ選挙を望んでいる。NDP支持者の半数近くもそうだ。

フリーランドの辞任については、ほとんどの回答者が少なくとも聞いたことがあり、20%が「非常によくニュースを見た」、22%が「まあまあ聞いた」、39%が「少なくとも聞いたことがある」と答えた。

トルドー首相が首相にとどまるべきだと答えたカナダ人は5分の1以下、トルドー首相の辞任を望むと答えた人は67%だった。自由党支持者の4分の1以上がトルドー首相の辞任を望んでいるが、自由党支持者の半数強の56%が首相と党首の座にとどまるべきだと考えている。

NDP支持者の3分の2近くがトルドー首相の辞任を望んでおり、18歳から44歳の65%が辞任を望んでいる。

この調査では、トルドー首相と自由党が「再選に値する」と考えているカナダ人はわずか11%であることもわかった。

この世論調査グループは、その前日にも同じような質問をする世論調査を行ったばかりだった。フリーランドの辞任から1日で、トルドーはカナダ国民の23%から20%に支持率を落とした。トルドーを不支持と答えた回答者も同様に増加し、前日の61%から63%になった。

一方、保守党のピエール・ポワリエーヴル党首については、40%のカナダ人が否定的な印象を持ち、40%のカナダ人が肯定的な印象を持つと答えている。

また、保守党はアバカスの世論調査記録を更新しており、45%のカナダ人が次の選挙で保守党を支持すると答えている。

同時に、フリーランド辞任のニュースにより、NDPと自由党の世論調査は1%低下し、自由党の得票率は20%、NDPは18%にとどまった。

政府支持率を見ると、62%が不支持と答えており、前日より1%上昇した。自由党政権を支持すると答えた人は、日曜日の調査では25%だったが、フリーランドの辞表の後では22%と3ポイント下がった。

投票確約者のみで見ると、保守党は2ポイント上昇、自由党とNDPは2ポイント下落し、投票確約者では自由党とNDPが同率となった。

CTVのインタビューで、アバカス・データの創設者兼CEOであるデビッド・コレット氏は、この数字の変化は、通常の自由党支持者の多くが、トルドー自由党に投票に行きたいかどうかもわからないことを示唆していると語った。

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