![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114047198/rectangle_large_type_2_5ae9f21ebd7c129f8137e647cbf7debf.png?width=1200)
トルドーが外国の干渉を調査しないのは、自分の利益になるからだ ポワリエーヴル
元記事はこちらから/Click here to read the original article.
保守党のピエール・ポワリエーヴル党首は、ジャスティン・トルドー首相が北京の干渉から利益を得ているため、中国がカナダの選挙に介入したという主張についての公開調査を避けたいのだと非難した。
ポワリエーヴル氏は、プリンス・エドワード島で行われた自由党の閣議に関する月曜日の記者会見で、このように発言した。
ポイリエーヴル氏は、外国による選挙干渉の調査についてコンセンサスが得られていないとの質問に対し、トルドー氏は「(干渉から)2度も利益を得ている」と主張した。
「トルドーは次の選挙の前に、北京による民主主義への干渉について真実が明らかになることを望んでいないのではないか。彼は2度、その恩恵を受けたのだから」
ポイリエーヴルはさらに、トルドーは「調査を妨害している」と述べた。
「彼は、外国の独裁者のために働き、政治を操作している諜報員を特定するための外国影響力登録簿を導入しなかった。トルドーは、自分の利益となる限り、外国からの影響力を継続させても構わないと考えているようだ」
保守党は連邦政府に対し、中国が過去数回カナダの選挙に介入したという報告について、直ちに公開調査を行うよう求めている。
トルドー首相は、6月にドミニク・ルブラン政府間問題担当相が、デイビッド・ジョンストン前総督に代わる別の特別報告者を任命する可能性は排除していないと述べたものの、公的調査への完全なコミットメントはまだしていない。
今年初め、カナダ安全保障情報局(CSIS)の情報筋は、中国政府は前回の選挙でジャスティン・トルドー氏の再選を理想的な結果と見ていたと主張した。
情報筋によれば、中国政府は2021年の選挙で保守党が勝利する可能性を弱めるキャンペーンを監督していたという。
メディアの報道によれば、中国の干渉を受けた候補者は11人に上り、そのほとんどがカナダ自由党の候補者だったという。
その他の疑惑としては、北京の指示によるピエール・エリオット・トルドー財団への不正献金や、中国政府が自由党議員の推薦会合に支持者をバスで送り込んだことなどがある。
ポイリエーヴル氏によれば、もし当選すれば、同政権は外国エージェント登録簿を作成し、公開調査を実施し、カナダにある中国の超法規的警察署を取り締まるという。