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カナダ人は、自分のデータが連邦政府によって収集されているかどうかを知らされるべき

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下院倫理委員会は、連邦政府に対し、カナダ人が監視されているかどうかを知らせ、データ収集の監視プログラムから脱退する選択肢を与えるよう求めている。

この勧告は、カナダ公衆衛生局(PHAC)が何百万人ものカナダ人の居場所を密かに監視していることを議会が調査しているときに出されたものである。

昨年、連邦政府がロックダウン中の「人口移動パターン」調査を行うために、3300万台のデバイスからデータを取得したことが明らかになった。

このプロジェクトは、PHACが2023年5月31日まで監視プログラムを継続する請負業者を求める入札公告を出した後に明らかになったものだ。

委員会のメンバーは、政府が今後の掃討作戦に含まれる人々に、「データ収集の性質と目的を明確に説明する方法で 」通知するよう求めている。

さらに、国会議員たちは、非特定および集計された情報を保護するために、プライバシー法をアップグレードすることを望むと述べた。

2月、下院は、自由党議員の反対にもかかわらず、PHACの監視を一時的に停止することを僅差で決議した。

保守党のジョン・ブラッサード議員は、「われわれは、このデータがどのように収集されたのか、適切に非識別化されたのか、再識別化のリスクは何か、なぜプライバシー委員会がそのプロセスに関与しなかったのかを理解できる段階にない」と述べた。

このプログラムは現在、連邦プライバシーコミッショナーによる監査も受けている。

PHACの関係者は、個人を特定できる情報はデータから取り除かれていると主張しているが、プライバシー専門家はこの主張に異議を唱え、このプログラムはカナダ人の権利の侵害であると指摘している。

オンタリオ州の元プライバシーコミッショナーで、Global Privacy and Security by Designのエグゼクティブ・ディレクターであるアン・カヴーキアンは、12月にトゥルーノースに対し、カナダ人は連邦政府の行動に関する保証を「ゼロ・トラスト」すべきであると語った。

「彼らはこのすべてのモバイルデータを収集している」と彼女は言った。「3300万台のモバイルデバイスとモバイルデバイスは、通常、個人識別子にリンクされており、それを削除し、再識別できないように強力な方法でデータを非識別化するための措置を講じなければなりません。その旨の確約は一切ありません。」


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