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『引退ブログ』
初めてのブログでどう書けばいいのか分からず作文みたいになってしまい何回も書き直して公開直前にやっと完成させたブログなので最後まで読んで頂けると嬉しいです。
私がサッカーを始めたのは幼稚園の頃
毎日のように悪ふざけをして当時の担任の中里先生に追いかけられ捕まえられて怒られていた。
当時の記憶は全くないが母親によると中里先生をサッカーのドリブルのように抜くからサッカーを始めたいと母親に言い、始めたのがきっかけだそうだ。訳が分からないが、そんな私ももう大学4年になり、サッカー人生を終えようとしている。
ただサッカーがしたくて入部したこの中央学院大学サッカー部
自分は他の部員とは違い150人の中で唯一セレクションから入部した。
当時は他の部員とは違い上を目指していた訳ではなく、早くチームに馴染もうとしてただけで特に目標もないままただサッカーと友達作りをしていた。(笑)
ただサッカーと友達作りをしてた日々が続く中当時まだ県リーグだったトップチームが関東リーグの昇格戦に勝ち進んだ。そこで強制ではないが応援に来れる人を集めていた。関東リーグの昇格戦という事もあって会場が栃木の作新でめちゃくちゃ遠くて
別にそこまで興味があった訳ではないが大先輩の夏生に「応援来るっしょ?」と言われ、本当は行きたくなかったが栃木だし餃子食えるかもしれないからいっかという気持ちで仕方なく将と食いしん坊のアキヒロと1度は断るけどしつこくお願いすればなんでも受け入れてくれるカイトとバスに乗った。
チームは勝利し、応援組含めチーム全員で喜びを分かち合い最高の瞬間を共にできた。
そこでやっとチームの一員になれた気がした。
その日から私はいつかトップチームでチームを背負ってプレーしたいという目標ができた。
2年目は1番下のカテゴリーだったが、目標は見失わずに毎日のトレーニングを全力でやりサッカー以外の所でもチームに貢献できるよう取り組み必死にアピールし続けた。
3年になりようやくトップチームの1個下のIAカテにまで上がることができた。
シーズン前までは、CFが上手くコンバートして得点を量産していた。
念願のトップチームのサブ組の練習試合のメンバーに選ばれていたりもしたが、
いざシーズンが始まってみるとスタメン0試合、0得点、試合に出れるのも長くて残りの15分のみだった。
どんだけ練習で点を取っても声を出し続けても試合に出れないし後輩にポジションを奪われ、調子良い週に出れると確信して親に観に来てもらっても出れない。毎週のように家で泣いていた。本当に悔しかった。
「もう1年しかない」
シーズンが終わってもトップで出るために毎日上手くなろうとトレーニングに励んでいたが
12月、練習中に左足首を骨折した。
めちゃくちゃ痛かったけど気合いでなんとかなると思っていたがそんな甘くなかった。
復帰するまでに4ヶ月かかったがその間の
部内リーグ、全体合宿、フィジカル期間
全てグランドの端で見ているだけだった。
最初で最後の部内リーグ、普段関わらない部員たちとも交流できてめちゃくちゃ楽しそうだった。
全体合宿、きついトレーニングの後宿舎に戻ってみんなで風呂はいって飯食って、自由時間誰かの部屋集まってふざけてそんな学生のうちにしかできない青春を大学の奴らと楽しみたかった。
フィジカル期間、誰にも負けないくらい必死こいて両足パンパンになるまで追い込んでトップに行く為にアピールしたかった。
皆にはキツくなくて羨ましがられてたけど最後の年を目前にやりたくても声かけてサポートする事しかできない怪我人が1番辛かった。
カテゴリー分けされる直前にようやく復帰できたがもちろん自分は1番下のカテゴリーだった。
「あの時怪我さえしなければ」と思う事は何度もあったが同カテには自分よりも遥かに長い間怪我をしているが毎日1番にグランドにいて1度たりとも妥協を見せずチームの為に取り組んでくれる胴長のユウマがいる。
自分にとって、またB2カテにとって本当に大事な存在で見習わなければいけない人物である。
ユウマの存在があったから俺は1度も怪我を言い訳にしたり諦めないでここまでやってこれた。
本当に感謝している。
これからもB2のキャプテンとして可愛い後輩たちが人として選手として成長できる為に日々のトレーニングを全力で取り組み厳しく要求する所はあるが全力で取り組んで行きたい。
そしてB2の後輩たちの為にも必ず目標である「トップチームでプレーする」事を実現させ力になりたい。
依田くんが自カテのリーグ戦が終わってもトップチームに上がれる事を教えてくれたように、自分もその前例を作って後輩たちの原動力にしてやりたい。
そして何よりもいつも応援してくれる家族の為にも自分が関東リーグで活躍する姿を見せたい。
そんな思いを背負いながら残り1ヶ月悔いの残らないように中央学院大学体育会サッカー部を引退したいです。
そして最後に、多くは語らない両親に訳の分からない理由でもサッカーを始めさせてくれた事、この大学に入学させてくれた事、学生生活の最後の最後まで青春させてくれたこと、遠くても試合があれば出るか分からない試合でも応援に駆けつけてくれた事、離れててもずっとサポートしてくれた事、本当にありがとう。
サッカーを通じて出会えた仲間たちは今後の人生にとって大事な存在で宝物です。
俺と仲良くしてくれた仲間、その仲間たちと出会わせてくれた両親本当にありがとう。そしてこれからもよろしく。
学生生活最後のサッカーをこの中央学院大学体育会サッカー部でできて本当に良かったです。
文章が苦手で頭の悪さがもろに出た文ではあると思いますが長々と書いても仕方ないので今日はこの辺にしときます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次はバーボンフライこと宮下翼です!
期待大ですね!