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『反面教師』

中央学院大学のking of kings 押田祥吾よりバトンを受け継ぎ、今回ブログを書かせていただきます。
中央学院大学体育会サッカー部4年
小川陽丈(興國高等学校)です。


初めてのブログを書く事になって結構楽しみにしてたけど、いざ書こうと思えばなんも思い浮かばず〆切から約2ヶ月が経ちました。ちょっと長いですけど最後まで読んでもらえると喜びます。



大学生活の4年間というのはあっという間で、気がつけば引退も目前です。




思い返せば、入学当初からツッコミ大臣として活躍していたあの佐々木大地が4年生になってキャプテンをしている事や、セラとカイトの身長がそのまま伸びない事も、ナオヤが4年の8月に突然部活を辞める事も、1年生の頃の自分は想像がつかなかったでしょう。


4年間のサッカーを振り返ってみると、全然公式戦に出てないなぁ。
もっと真剣に取り組んどけば良かったなぁ。
もうちょっと大人しくしといた方がよかったんかなぁ。とか後悔ばっかりです。



四年生が引退するタイミングで、今の自分と同じ事を言う人が毎年いました。
その度、別に自分は関係ないし。まだまだ時間あるし。って思いながら過ごしてた。
気付けば、時間も信頼も結果も何も残って無かった。



3年生の時には1番下のカテゴリーでプレーして、日々練習する中でTOPやBの同期や先輩からは「下手になったね。」「全然動けてないね」と言われる事がとても多かった。



そんなん自分が一番わかってた。
正直、部活に行く事が作業になっていて、サッカーが楽しいって思う事なんか無くなってしまってた。そんな感情がプレーにも私生活にも出ていて雄大くんに練習から出される事もあった。めっちゃ反抗もしたし、ナオヤと喧嘩もした。チームの雰囲気も悪くしてめちゃくちゃ迷惑をかけた。



だけど高校時代の同期や先輩、後輩はプロの世界で闘ってる選手もいるし、DENSOに選ばれていたり、大学サッカーで活躍してプロの道に進んでいる人も多くいる。そういうのを見ると元々同じ土俵に立てた事なんて無かったけど、同じ高校で同じサッカーをやってた自分が情けなくて恥ずかしくて何より悔しかった。諦めたく無かったけど心のどっかでは無理やと思って諦めてた。




ある程度体格にも恵まれて、サッカーを始めて17年間ずっと良い環境でサッカーを続けさせてくれた家族や今までお世話になった多くの指導者の方々には感謝はもちろんあるけど申し訳ない気持ちがすごく大きい。



だから後輩達には、この自分を反面教師にしてどうせプロになれないからとか試合に出れないからとか自分で逃げ道を探すんじゃなくて、どんな結果になろうと最後の4年間くらいは全力出し切ってかっこよくサッカー人生を終わって欲しい。まだ社会に出たことが無いからはっきりとは言い切れないけど、そっちの方がこの先の人生にも活きてくる。なぜなら、多分西さんもこんな話をしてた気がするから。







まだ自分のサッカー人生も約1ヶ月残っているのでここからちょっとでも巻き返せるように頑張ります。厳しい目で応援して下さい。




最後に、偉大な先輩、愉快な同期、目に入れても痛く無いような可愛い後輩(それは嘘)と出逢えて、一緒にプレー出来た事を誇りに、この先の長い長い人生も楽しみます!






最後まで読んでいただきありがとうございました。





次回は稀代のファッショニスタ、通称『カイトスタイル』こと平柳海和です。カラオケの十八番は中島みゆきさんの「糸」です。
お楽しみに!

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