地域循環型社会
お久しぶりです。
しばらく書く事が何も無いくらいからっぽな男だったので、ご無沙汰だった。
そんな僕にも整理したい事ができたのでnoteの媒体を使って共有させていただく事にした。伝えたいというより自分が整理したい事なので、ふーんと思いながら5回くらい読んでもらうだけで構わない。
お金に執着せず幸せに生きる方法
タイトルにもある地域循環型社会。
恐らく一度は聞いた事があると思う。そう、学校の社会で習うやつ。簡単に言うと「生産も消費も私たちの地域でして地域の経済いい感じに回していこうやー」とか「ゴミになるやつリサイクルしてもう一回使おー」とかそんな感じのやつだ。
ただ大事なのは地域循環型社会という言葉を経済の循環の意として考える。
そうすると幸せになる生きる方法が見えてくる。
モノではなくお金の地域循環を考える
教科書で習う地域循環型社会は、モノの循環の話だったと思う。
例えば、「プラスチックのゴミは環境に悪いからリサイクルして違うのに使う」、「うちの地域で採れた野菜は、うちの地域の食料として消費しよう」。
これらは全てモノの循環。
お金の循環とは、「街に入ったお金を、街の中でぐるぐる回し皆のお金にする事。」
漏れバケツ理論
という言葉を聞いた事があるだろうか。
簡単に説明すると、例えば観光産業で地域にお金を入れようといくら大手企業のショッピングモールを誘致しようが、大手が頼む建設会社は地域外の会社だし、商品が売れようが入ったお金は結局大手を通して地域の外に出てしまう。
その様子が、底に穴が開いているバケツに水を貯めようと一生懸命水を注いでる様に似ているとして、そう呼ばれている。
そうなのだ。まずは底の穴を塞がないといけないのである。
その解決策が地域循環型社会(お金版)である。
では、どの様にしてお金を循環するのか。
その答えは日本の歴史にある。
昭和に還る
昭和初期の日本は、地域の子供は地域の大人みんなで育て、おかずを作り過ぎればご近所さんの所へおすそ分けに行った。
普段からお隣さん同士仲良くし、困った事があれば助け合っていた。
それを集落単位で行っていた。
すると、どうなるか。
Aさん家族が休日のディナーをいつもお世話になっているBさんのレストランでしようとなる。そして次の日、Bさんは髪の毛が伸びたのでせっかくだからAさんの美容院で髪を切ろうとなる。
つまり前の日にAさんがBさんに支払ったご飯代はコミュニティを強化する事によって結局、今日のAさんの給料になる。
これは、凄く直接的な事例だが、街単位でのコミュニティを強化して行く事によって、もっと回り回ってお金が地域内で循環する様になる。みんなのお金になる。
大事なのは『誰かの支出は誰かの収入であるという事。』
そして『お金は無くならない。あなたの元から無くなったとしても、それは誰かの収入として存在している。』ということ。
だから、魚屋、肉屋、八百屋、更に言えば地域のお店のみで形成されたショッピングモールを作り、みんなの買い物、支払いを自分らの地域で完結できれば、地域からお金が出て行くことはない(税金などはあるが)、地域内の賃金は安定し雇用も増える。いわゆる鎖国である。
では、何故これが幸せに生きる方法なのか。
何故、経済発展の遂げたいま昭和的な鎖国が必要になるのか。
田舎だけの話じゃ無いのか。
また気が向いたら書きます。
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