旅先で手料理
パックの海外旅行も予定をこなしていくと、だんだん現地の食事に食べ飽きることがあります。日本人は、とても野菜好きですから、肉中心の料理が連日続くとつらくなってきます。ちょっと自分で料理を作って食べたいなぁーと思っても、ホテルに宿泊すれば、室内ではせいぜいタバコを吸う時の火ぐらいしか許されていません。コンロなど持ち込んでの自炊などとんでもないことですが、ちょっと工夫するだけで、意外と楽しいホテルで自炊を楽しめます。最近は、往復の旅費プラスホテル宿泊料のみの自由なパック旅行もかなり増え、食事は朝食のみで昼食と夕食はご自身で、というかなり融通の聞くプランもあります。ついつい「それでは、添乗員さんオススメのレストランを教えて下さい。」という流れになりがちですが、なんだかそれでは与えられるだけの旅行になってしまって、つまりません。そこで晩ご飯を自室で作るというオプションはいかがでしょうか。まず昼間に宿泊している場所からそう遠くないところにあるスーパーを見つけておきます。中規模以上のスーパーであれば、ほとんどの食材も食器も品揃えされています。まず前菜のサラダは、生鮮食品コーナーに行きましょう。なんといってもヨーロッパなどの野菜売り場は、野菜の色を十分演出した陳列で目を楽しませてくれます。今は海外でも数種類の野菜をパック詰めしたサラダがあります。ハムやチーズ、パンにしても日本とは比較にならないくらい安い食材が色々あります。プラスチック皿やフォークやナイフもパーティー用のコーナーを探せば見つかるでしょう。もちろん地元のお酒は、安いですからお酒好きの人は、一石二鳥です。ただし、飲み過ぎにはご注意ください。
「写真の説明」
【皿洗いのバイトをするデンマーク・コペンハーゲン】
デンマークのコペンハーゲンにあるこのユースホステルは、スカンジナビア縦断の計画を練るのに数日逗留した。その際、ここで働いてる日本人と入れ替わりで潜りのバイトをした。ありがたかったのは、賄い付きで食費が浮いたこと。従業員も気さくで良い旅の思い出になった。
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