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ヨーロッパ鉄道車窓の旅!(No.01)氷河急行で行くアルプスの絶景とグルメを楽しむ贅沢な旅

【スイス:氷河急行(Glacier Express)】

スイスの名高い「氷河急行(Glacier Express)」は、ツェルマットからサンモリッツまでの約8時間にわたる鉄道の旅で、アルプス山脈の壮大な景観を堪能できる贅沢なルートです。この路線は、快適な車窓から美しい景色が楽しめることで知られており、特にインスタ映えするスポットが多数点在。マッターホルンをはじめとする雪山や湖、緑に広がる牧草地など、息をのむような自然の美しさを体感できます。また、車内ではスイス伝統の食事も楽しむことができ、旅をより一層充実させます。


【写真撮影ポイント】

ライン渓谷の絶景ポイント

ライン渓谷の絶景ポイント

「スイスのグランドキャニオン」とも称されるライン渓谷は、列車が深い谷間を通過する際にその迫力を感じることができる絶景ポイントです。特に秋の紅葉シーズンは色彩豊かで、写真愛好家に人気。

ランダヴァイ高架橋からの眺望

ランダヴァイ高架橋からの眺望

アルプスの山々を背景に、壮大なスケールで架かる「ランダヴァイ橋」からの眺望は、氷河急行でもっとも見逃せないスポットの一つ。特に、橋を渡る列車の姿が象徴的です。

ツェルマット駅でのマッターホルン

ツェルマット駅でのマッターホルン

ツェルマット駅に到着する際、後ろにそびえ立つマッターホルンを背景にした風景は、スイス旅行のハイライト。絶好の終着シーンを記念に残すチャンスです。

スパイラルトンネル周辺のパノラマビュー

スパイラルトンネル周辺のパノラマビュー

列車が山腹を登る際、スパイラルトンネル周辺で開けるパノラマ景色は圧巻。高低差を感じさせる壮大な眺めが広がり、どの季節でもその美しさに息を飲むことでしょう。

【地元のおすすめ料理】

ロスティ(Rösti)

ロスティ(Rösti)

カリッと焼き上げたじゃがいものパンケーキ風料理。素朴な味わいで、どこのレストランでも気軽に注文可能。概算価格はCHF 12〜18。

チーズフォンデュ(Fondue)

チーズフォンデュ(Fondue)

スイス名物の濃厚なチーズを溶かし、パンをディップして楽しむ料理。アルプスのチーズを使った本場の味わいは絶品です。概算価格はCHF 25〜35。

ビュンドナーゲルステスッペ(Bündner Gerstensuppe)

ビュンドナーゲルステスッペ(Bündner Gerstensuppe)

大麦と野菜、ベーコンを煮込んだ温かいスープ。山岳地帯でよく食べられ、家庭的な味わい。概算価格はCHF 10〜15。

ツヴィーベルヴェッチ(Zwiebelwähe)

ツヴィーベルヴェッチ(Zwiebelwähe)

タマネギをたっぷり使ったスイス風のタルトパン。軽食にぴったり。概算価格はCHF 5〜8。

スイスチョコレート

スイスチョコレート

スイスは世界でも有名なチョコレート生産国。ツェルマットやサンモリッツのカフェやショップでは、多彩なチョコレートが楽しめます。板チョコはCHF 4〜10程度。


【列車旅の際に気を付けるべきこと】

  • 時刻表と乗車時間の確認: 氷河急行は定時運行が基本ですが、スイスの鉄道は正確なので、乗り遅れないよう余裕を持って行動しましょう。

  • 高山病に注意: ツェルマットやサンモリッツは標高が高いため、頭痛や息切れなどの高山病の症状が出ることがあります。水分を十分に取り、無理をしないようにしましょう。

  • 服装の調整: 山岳地帯を通るため、天候が急変することがあります。寒暖差に備え、脱ぎ着しやすい服装を準備しましょう。特に冬場は防寒対策が重要です。

  • パスポートとチケットの携帯: スイス国内であっても、列車内での身分証明やチケット確認が必要です。パスポートや電子チケットは常に携帯しましょう。

  • 現金の準備: 多くの場所でカードが使えますが、小さな町やローカルな場所では現金が必要になる場合があります。スイスフランの小額紙幣を持っておくと安心です。

  • ゴミの分別: スイスは環境意識が高いため、ゴミは分別して指定された場所に捨てましょう。特に自然の中ではルールを守り、清潔な環境を保つよう心がけてください。

  • 撮影マナー: 絶景ポイントでの撮影は推奨されていますが、他の観光客や地元の人々に迷惑をかけないように注意しましょう。特に人気スポットでは譲り合いが大切です。

  • 食事の予約: 氷河急行では車内での食事を楽しむことができますが、混雑する場合があるため、事前に予約をしておくことをおすすめします。

  • 天候確認: 高地では天気が変わりやすいため、出発前に現地の天候を確認し、急な雨や寒さに対応できる装備を持っていきましょう。

  • 列車内のマナー: 列車内では静かに過ごすことが推奨されています。特に長時間の旅なので、他の乗客への配慮を忘れず、静かな時間を楽しみましょう。


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