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ヨーロッパ鉄道車窓の旅!(No.06)写真愛好家必見!ベルニナ急行の絶景スポットまとめ

【スイス・ベルニナ急行の魅力】

スイス・ベルニナ急行の魅力とおすすめ写真撮影ポイント

スイスのベルニナ急行は、世界でも屈指の絶景を楽しめる鉄道旅として、多くの旅行者に愛されています。この路線は、スイスのサンモリッツからイタリアのティラーノまで走り、アルプス山脈の壮大な風景を堪能できます。特に、車窓から見えるモルテラッチ氷河やベルニナ峠など、撮影に絶好のスポットが点在しており、四季折々で表情を変える自然の美しさが魅力です。食文化も豊かで、沿線ではスイスとイタリアの伝統料理を味わえます。グラウビュンデン地方の干し肉や溶けたチーズ料理、イタリア風ポレンタなど、その土地ならではの食材を使った料理は、旅の楽しさをさらに深めてくれるでしょう。


【写真撮影ポイント】


1. モルテラッチ氷河

モルテラッチ氷河:壮大な氷河が目前に迫る場所、白銀の世界を撮影。

場所: モルテラッチ駅周辺
紹介文: モルテラッチ氷河は、ベルニナ急行のルート上で最も印象的なスポットの一つ。氷河が車窓から目前に迫るこの場所では、純白の氷河と青空が織りなす壮大な風景が広がり、自然の力強さを感じることができます。特に、冬場には白銀の世界が広がり、幻想的な写真を撮影できるでしょう。氷河は近年縮小傾向にありますが、その迫力は健在で、カメラを構える旅行者に大きな感動を与えます。


2. ベルニナ峠

ベルニナ峠:アルプスを貫く列車が走る峠での絶景。

場所: ベルニナ峠駅付近
紹介文: 標高2,253メートルのベルニナ峠は、アルプスを越えるベルニナ急行のハイライト。列車がゆっくりと峠を登る様子は、まるで山々を滑るようで、周囲の壮大な山々と対比される車両の小ささが際立ちます。雪に覆われた冬景色や緑豊かな夏の風景、どの季節も異なる魅力があり、山岳地帯の美しい写真を残すのに最適です。


3. ポスキアーヴォ湖

ポスキアーヴォ湖:青く輝く湖面と周囲の山々を映した美しい写真が撮れる。

場所: ポスキアーヴォ駅付近
紹介文: ポスキアーヴォ湖は、ベルニナ急行の車窓から眺められる美しい湖です。青く澄んだ湖面は、まるで鏡のように周囲の山々や空を映し出し、静寂で神秘的な雰囲気を漂わせます。早朝や夕暮れ時には、太陽の光が湖面に反射し、黄金色に輝く風景を写真に収めることができます。この湖は季節を問わず美しい景観を楽しめるスポットとして人気です。


4. ブルージオ・ループ橋

ブルージオ・ループ橋:列車が円を描いて進む橋の上からの景色は圧巻。

場所: ブルージオ駅付近
紹介文: ブルージオ・ループ橋は、ベルニナ急行の特徴的なスポットで、列車が円を描くように走る石造りのアーチ橋です。この橋は建設当時の技術の粋を集めたもので、列車がゆっくりとカーブを描きながら進む姿は、まるで自然と調和しているかのようです。橋の上から見下ろす風景は、緑豊かな田園地帯が広がり、列車ファンや写真愛好家にとっては見逃せない撮影ポイントです。


5. ティラーノ終点駅

ティラーノの終点駅:イタリアとの国境にある街、異国情緒あふれる駅舎と景色。

場所: イタリア・ティラーノ
紹介文: ベルニナ急行の終点、ティラーノ駅はイタリアとの国境に位置し、スイスとイタリアが交わる異国情緒漂う街です。歴史的な駅舎と美しい風景が印象的で、駅前広場では、地元の市場やカフェが並び、賑やかな雰囲気を味わうことができます。また、駅を降りるとすぐにイタリア料理が楽しめるレストランが点在し、旅の最後を美食で締めくくることができるのも魅力です。


【沿線で食べられる地元料理】

ベルニナ急行沿線で食べられる地元料理

ビュンドナーフライシュ

ビュンドナーフライシュ:スイスのグラウビュンデン地方の名物干し肉。

紹介: グラウビュンデン地方の名物であるビュンドナーフライシュは、風乾された牛肉を使ったスイスの伝統的な干し肉。噛むほどに肉の旨味が感じられ、シンプルな味わいが魅力です。薄くスライスしてパンやチーズと一緒に食べることが一般的です。価格は約20〜30CHFほど。

カポンス

カポンス:伝統的なポレンタに野菜や肉を詰めた料理。

紹介: カポンスは、イタリア料理とスイス料理が融合した料理で、ポレンタに肉や野菜を詰めてオーブンで焼いたもの。外はカリッと、中はジューシーで、ボリューム満点の一品です。伝統的な家庭料理として親しまれており、レストランでは20〜25CHFほどで提供されています。

チューリッヒ風ミート

チューリッヒ風ミート:クリームソースで煮込んだ子牛肉、パンと一緒に味わうのが定番。

紹介: チューリッヒ風ミートは、クリームソースで煮込んだ子牛肉の料理。ソースには白ワインとクリームが使われ、パンやポテトと一緒に楽しむのが定番です。濃厚な味わいが特徴で、スイス国内外で人気の料理です。価格は30〜40CHFほど。

ラクレット

ラクレット:溶かしたチーズをジャガイモやパンにかけて食べる料理。

紹介: スイスを代表するラクレットは、溶かしたチーズをジャガイモやパンにかけて食べるシンプルな料理。温かいチーズの香りがたまりません。スイス全土で親しまれており、レストランでは15〜25CHF程度で提供されています。

リトル・ベロウ

リトル・ベロウ:チョコレートとヘーゼルナッツを使った甘いお菓子。

紹介: リトル・ベロウは、チョコレートとヘーゼルナッツを使ったスイスの伝統的なお菓子。甘くて香ばしい味わいで、コーヒーや紅茶との相性も抜群。小さなカフェやベーカリーで購入でき、価格は5〜10CHFほどです。


スイス・フラン(CHF)と日本円(JPY)の為替レートについて

2024年10月14日時点では、1スイス・フランが約173.9〜174円です。このレートは週ごとに若干の変動があり、最近では約0.4%の上昇が見られました。過去6か月間では、最も高いレートが7月に約179円、最も低いレートが9月に約165円と報告されています​。

為替は日々変動するため、旅行や送金を検討している場合は、最新のレートを確認することをおすすめします


【観光ポイントとアドバイス】

ベルニナ急行での列車の旅を快適に楽しむために、以下のポイントに注意してください。

  1. 服装に注意
     車窓からの風景は四季折々で変化しますが、標高が高くなると気温が急激に下がることがあります。特にベルニナ峠などでは、防寒対策をしっかりとしましょう。

  2. 早めにチケットを予約
     人気の観光列車なので、特にハイシーズンにはチケットが売り切れることがあります。事前予約をおすすめします。

  3. 良い席を確保する
     風景を楽しむには窓側の席がベストです。特に右側が景色が良いポイントが多いので、予約時に座席の位置を確認しましょう。

  4. 写真撮影の準備を万全に
     写真撮影スポットが多数あります。カメラのバッテリーやメモリーカードの準備を忘れずに。

  5. 軽食や飲み物を持参
     途中の駅や車内で軽食は購入できますが、品数は限られています。お気に入りのスナックや飲み物を持って行くと安心です。

  6. 途中下車を楽しむ
     モルテラッチ氷河やポスキアーヴォ湖など、途中駅で下車して観光できるスポットがあります。時間に余裕を持って計画しましょう。

  7. 天候に応じたプラン
     天候によっては視界が悪くなることもあります。雨天時でも楽しめるスポットを調べておくと良いでしょう。

  8. 現地通貨を準備する
     途中の小さな駅や現地のカフェでは、現金が必要な場合があります。少額の現地通貨を用意しておきましょう。

  9. アプリを活用
     ベルニナ急行専用のアプリがあり、運行状況や観光情報を確認できます。旅の計画に役立ててください。

  10. 持ち物の確認
     山岳エリアでは天気が変わりやすいため、レインジャケットやサングラスも忘れずに携帯しましょう。



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