3年生

4月、僕たちは3年生になった。パステルアイスクリーム 神代類 コスプレ衣装

新しい環境、と言えるほど周りの様子は変わらなかったが、気持ちの面では大きな変化があったと言えるだろう。

「高校生活最後の1年」というものに僕はそれほど意識していなかった。いや、むしろ無意識にそういうものへの期待を打ち消していたようにも思える。

だが、実際はどうだ。

僕は司くんと同じクラスになった。
先生たちの「面倒なやつはまとめてしまえ」という考えがよく分かってしまう。でも進級する前よりも自分の心が軽くなっているのは明らかで、子供っぽいかな、と少し笑ってしまった。
周りの環境が変わると、こんなにも違うものなのかと、楽しい学校生活に多少の戸惑いを覚えつつも日々を楽しんでいたとき。
あの子に、ある違和感を感じたのだ。パステルアイスクリーム 青柳冬弥 コスプレ衣装

あの子、というのはもちろん僕の大切な仲間──瑞希のことだ。

瑞希も無事に進級し2年生となったわけだが、今回のクラスは、白石くんも青柳くんもいる、瑞希としてもかなり楽に過ごせるクラスなはずだ。
おそらくそのメンバーのおかげだろう。ここ最近はほとんど毎日学校にも来ていて、見た感じではとても楽しそうに過ごしている。
じゃあ、なにがおかしいのか。パステルアイスクリーム 東雲彰人 コスプレ衣装
それは瑞希が全く僕と目を合わせてくれないことだ。
今までであればお互いなんとなく一緒にいる時間があったし、頻繁に話しかけてくれていた。なのに、進級してからというもの全く話しかけて来なければ、目も合わせてくれない。
教室移動などの際、廊下ですれ違っても目が合わない。かなり至近距離でも全くこちらを見ようとしない。1度や2度ならまだしもここ最近ずっとだ。僕は同学年の人と比べてもかなり身長が高いほうだし、目立つ髪色をしている。なにより、瑞希が僕に気が付かないはずがないのだ。自惚れのように聞こえるかも知れないけれど、いつだって瑞希にとって、僕が唯一無二の存在であると信じていたいのだ。パステルアイスクリーム 天馬司 コスプレ衣装

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