北海道親子旅行②
初日は、道立オホーツク公園テントランドというところに宿泊。
連休前だったでお客さんも殆どいなくて自然と私たち親子独占!みたいな時間を過ごしました。
キッチン、トイレ、シャワー、寝具完備で2階にも寝室が。9月初旬だけど大型ストーブが2台もありました。そして、ストーブ使いました(笑)
北海道にいるんだな、というテンションになりました。
満月の前夜も美しい神秘的な月の光でした。
こんな綺麗な月を両親と一緒にみれたことに感謝です。
両親が、高齢になり、離れて暮らしていると、一緒に居る時間が貴重で愛おしい時間。
ありがとう、ありがとうと感謝しながらの旅。
朝日も歓迎してくれました。
毎日、日が昇っているのにこんな時しか朝陽を拝めない。太陽って毎日登ってくれてるんだなぁと当たり前だけど、それがありがたいと思える瞬間。忙しい毎日で忘れがちなことを沢山教えてくれてる。
両親は、この旅に私が合流できたことが、嬉しそうで、両親が喜んでくれてることが嬉しかった。
北海道の大地に魅了され10年間近くも通っているのに家族にこの感動を伝えられないのはもどかしかったでしょうね。
私自身もこの大地に癒されました。
お次は、知床五湖。
両親は、何度か来た場所のようですが、父親は、今回は杖をつきながらだったので大変だったと思います。
結構、アップダウンがある道だったので、知っていれば勧めなかったのですが。両親は、知っていながらチャレンジしたのでしょう。
後から出発したグループに3回も追い抜かれながらゆっくり五湖を巡りました。熊さんが出た日と聞いていたので熊さんに出会わないように、そして、熊さんの住処にお邪魔するという気持ちで歩みを進めました。
人間がいることを予め熊さんにお伝えするという意味で、ホーイホーイ、お邪魔しまーすと言いながらパンパンと手を叩く。これを2時間繰り返しながら歩きました。
湖には、対岸に鹿さんもいました。
↑
鹿さん3頭いますが、見えるかな。
途中、エゾリスにも出会いました。
私達が近くを歩かせて貰うことが彼らのストレスにならないことを願いながら。
両親は、知床五湖のこの木にもう一度出会いたかったと言っていました。中が空洞なのに生きてる木が2本ありました。
枯れてもおかしくない状況なのに頑張ってる木をみることで、自分たちに重ね合わせて、またチカラを貰ったのだと思います。
まだ、頑張ってたんだね〜、凄いね、また見れて良かった!と母が木に声をかけていました。母は、動物や植物にも本当に優しい人です。
五湖を巡ったらすっかり夕方。
おかげさまで3人で涙が溢れそうな夕陽をみることが出来ました。
大切な時間を心の中の特別な場所に。