最近、やたら旅に出たくなる
先週の横浜の小さな旅に続き今回は、こちらへ。
横浜の次はどこに住もうかな?と考えた時に
現在住んでいるエリアと今回の旅をしたエリアの2つが候補に挙がっていた。
相当、迷った結果、今のところに決めた。
それでもこの辺りも大好きで横浜に住んでいた時はよくふらっと足をのばした。
昨日は、お昼まで用事があったけどお昼過ぎに「やっぱり行きたい‼️」って思ったらもう電車に乗ってた。
こーゆーところが独り身の自由でいいところ?痩せ我慢、ふと(太)我慢か?
先週の中華街での手相占いで「今、凄く旅に出たくてたまらないでしょう?」と言われた。本当にその通りだった。なぜ旅に出たくなるのかは今回の旅の終わりにわかった。
ということで、今回も神奈川県…。この度は、つぶやきではなく一気にこちらの記事で小さな旅についてきて頂けたらと思う。
久々の鎌倉は、567にも負けず活気があったのが嬉しかった。1つ1つのお店を見ながら生き抜いているところが凄い!と感心しながら。新しいお店も沢山できていたからきっとその影には大変だったお店もあったと思う。
鎌倉といえば駅から降りて直ぐの小町通り。着物着ている人が結構多かった気がした。
とにかく美味しそうなモノだらけだった。女の子達が好きそうなスイーツ達のオンパレード。
定番の『まめや』で味は知ってるくせに5個試食をした。567感染予防の為、試食の豆が個包装になっており、試食もここまで来たかと驚いた。試食もしたので記念にちょっと買っといた。
こちらは、蒟蒻の触感の不思議な石鹸。ぷるんぷるん!しっとり。
煉瓦をアロマストーンにする発想に感心。
何でも発想の転換やな〜と、新しいモノをみるとこちらの凝り固まった頭を柔軟にしてもらえる感覚を楽しむ。
豆柴カフェまでできちゃってるや〜んとか思いながら歩みを進めると
普段なら入らない干物屋さんへふらりと入り
〝キズパック”という名前がついた加工時の傷が付いたお魚さん達が格安で売られていた。
「な、なんですとぉ?2パックで500円?」頬をつねり夢じゃなかったのでつい買ってしもーた。これは浪費ではなく消費だ!と言い聞かせ直ぐ買ってしまう。それにしても美味しそう!(帰ってから食べたら塩加減もちょうど良くすっごく美味しかったし、傷もどこなのかさっぱりわからないレベル)
そして、鎌倉まできたらやはり八幡様にはご挨拶をしなきゃということで、入り口のロータスを眺めてから鶴岡八幡宮の中へ。
狛犬さんまでマスク着用でお出迎え。
なんか苦しそうやん…外しましょか?と一応、声をかけとく。
長い階段を登ると何故かいつもあのシーンを思い出す。『ハウルの動く城』の荒地の魔女がふーふー形相を変えながら階段を登るシーンと自分を重ね合わせてしまう(笑)
そして参拝が済むと、
雅なおめでたい音が聞こえてきた。
ちょうど結婚式が始まるところだった。神社に来て結婚式をみる確率結構多し。絵になる綺麗なお嫁さんとお婿さん。
右上に龍の雲が一緒に祝福しているのがわかるかな。心よりおめでとうございます✨
私はその横で、厳かな儀式を感じつつ〝茅の輪くぐり”で疫病退散を願うことにした。
人型のヒラヒラした紙が私の身代わりになってくれるらしい。悪いね、身代わりしてもらっちゃって。
それを終えると
八幡様の鳥居に一礼した。
朝から何も食べていなかったけど『まめや』で食べた試食の5粒で満腹だった。
満腹と食い意地は別モノらしく、鎌倉に来た時には何度か訪れているお蕎麦屋さんにシューっと吸い込まれて入ってしまった。お腹はいっぱいなのに美味しいってことを頭が知ってるからお腹と頭が別行動!
お店に入ると1組しかいなかった。
以前、「にゃむさんが、お店に入るとお客さんが次から次へと入ってくること多いでしょう?」と言われたことがあった。
お客さんが次から次へと入ってこられるのを楽しみながら美味しいお蕎麦をゆっくり頂いた。
蕎麦湯で水分補給!ゴクゴクっ。
↓こちらがそのお蕎麦屋『こ寿々』さん。
『はけとぶらしの専門店』に寄り、買う予定のなかったタワシを買った。野菜を傷付けずに洗える素敵なタワシらしい。専門店という言葉にどうやら私は弱い。
ここでいい感じの夕方になっていたし、帰るはずだった。
のに、
またわざと違う行き先の電車に乗っとるやないかーい。
ちゃっかり、これに乗ってる私。(因みにあまり電車には乗らないけど、私が大好きな電車は、阪急、東急、井の頭、江ノ電の4つ。)
この〝こそっと写真”ごときでは、電車の窓からの景色が見えないかな。
湘南の海を見ながら江ノ電。いいなー。
サザンを聴かないわけにはいかない駅名まで出てくる
↓
何故、湘南エリアに魅力を感じるのか。やはり海がキーかもしれない。このエリアの人は海で遊ぶことを大切にしていて、生活と一体化しているのが好き。湘南を歩いていると年齢なんか関係なくサーフボード担いでビーサンでチャリに乗ってる光景をよく目にする。
サーフィンにいく時間になればお店も閉めてとっとと海に行っちゃう。そのライフスタイルがいいなぁと。
何が大切かよくわかっている人達なのかもしれない。
猫の島とも言われている江ノ島。
江ノ島で生き抜いている猫さんもまたカッコいい。
↑「そこのアンタ、めっちゃ触りたそうやニャー、触ったらええやん、ほれ」とこの猫さんが背中やら頭やら出して言ってくれたので心ゆくまで撫で撫でさせて頂いた。ありがたい。
何というご褒美だらけの島ニャンだ。
✳︎ ✳︎
私は江ノ島を後にして橋を歩いた。
サザンを聴きながら。
そして、
この橋を渡りながら
サザンのせいなのか
夜のせいなのか
優しい夜風のせいなのか
三日月のせいなのか
海のせいなのか
よくわからないけど
涙がポロポロ出てきた。
涙そうそうになってしまった。
理由がわからなかった。
暫くして
そっか
そっか…
私、決めたからだ!
今のうちにたくさんの景色を見ておきたいって魂が思ってるんだ〜ってわかった。
サザンのせいじゃなく私だった。
そう、
私は
東京を出ることを決めていたんだった!
だから1つ1つの景色を目に焼き付けた後にもう1回その景色を心の奥の方に置き場所を作っている感覚だった。
最近、旅に出たくなる理由がわかったら表現できないほどの感謝が押し寄せてきてしまい涙そうそう。
目に見えるもの全てが優しく愛おしく感じられた。
東京を出るのは恐らく来年の夏前ごろかなぁと思うので、それまで悔いのないようあちこち行きたいなぁ。
たった9時間だけど、とても心地よい浄化の旅になってくれた。
全てに感謝✨