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【デザインWORKSHOP参加】プロから学ぶデザインワークフロー

こんにちは!大阪・堀江のWebデザインスクール「クリエイターズファクトリー(以下CF)」のシロクマです。
今回はCFで月に1度開催されるデザインWORKSHOPに参加したのでそのレポートを書きたいと思います。

※クリエイターズファクトリーって何?と言う方は、こちらをご覧ください


デザインWORKSHOPとは

デザインメンター久保さんによる、体験型デザイン勉強会です。
CFの教室とオンライン、どちらかで受講可能。

講師はCFでメンターを務める久保さん。
業界歴20数年のベテランで、現在も制作会社でアートディレクター兼デザイナーとしてバリバリ活躍中です。

CFではWORKSHOPの他にも「デザインGYM」というデザイン強化講座でフィードバック授業もされています。

だいたいいつも黒い服に丸メガネをかけています

WORKSHOPの内容は月によって違います。これまでのテーマを一部紹介↓
・「素材を使わないデザインのヒント
・「ペンツールの使い方講座
・「デザインレイアウトの引き出しを増やす

デザインの考え方からツールの使い方、コンペ挑戦まで、幅広いテーマで開催されます。

今回のテーマは「ギャラリーサイトに載るデザイン WORKSHOP」ということで、久保さんが実際にギャラリーサイトに掲載された実例をもとに、デザインスタイリングのコツやワークフローを学びました。

WORKSHOP開催背景

きっかけはCFの校長から、何か月1ペースでデザインサポート講座をしてみないかという提案だったそうです。
そこでCFの5か月間の授業で触れないような、グラフィックデザインだったり、細かい考え方だったりを学ぶ講座となりました。

このWORKSHOPは約1年くらい前から開催されているそうですが、なんと最初は誰も参加者がいなくて中止になったことがあったとか…。
今回の参加人数約25名からすると信じられないですね。

久保さん自身、こちらのWORKSHOPを開催することでいろんな受講生の方と繋がったり、本職でも講師の経験が役立ったり、プラスになられているそうです。

久保さんはWORKSHOPの準備には7日〜10日ほどかけてスライドを作っているそうです(すごい!)まさに講師の鑑ですね。

いざ、WORKSHOPスタート!!

まずはアイスブレイクで簡単な自己紹介と、参加理由を一人ひとり話していきます。(教室にいる人と、オンライン受講の人と分かれて)

そう、この講座のもう一つの魅力は、普段なかなか話す機会のない方と一緒に受講できること!
期を超えて情報交換ができたり、交流したりできます。

今回参加した理由を一人ずつ話していったのですが、印象的だったのは「久保さんのお話を聞きたくて」という人が本当に多かったなぁ〜という印象です。(久保さん人気がすごい!)

地道にWORKSHOP講座を続けていたおかげで久保さん認知も高まり今や人気の講座となりました。

教室組はこんな感じで受けてます

・参考サイトの探し方について

作業に移る前に久保さんから実案件を基に、デザインワークフローの解説があります。

参考サイトを探すときは、やみくもに見るのではなく、あらかじめ決めた「コンセプト」を頭に入れながら決める。

たとえば、コンセプトのキーワードが「キビキビ」だったとします。
(※キビキビ…態度、動作などがはきはきしている様)

「キビキビ」から連想するワードを考えます。ぼんやりとしたイメージの解像度を上げる作業ですね。

例:キビキビ→余白のある洗練さ・機敏さ・コントラストがあるetc…

合間に受講生からの質問にも答えます。皆さんけっこう積極的に質問されます。熱心…!

そしていよいよ参考サイト探しをするのですが、ここでもう一つ注意が…!
以下のことはできるだけ避ける方がよいとのこと↓

✗ 同業種のサイトばかり探す
✗ 自分の好きなテイストやトレンドばかり探す

このように探すと似たようなデザインになってしまいがち…
ではどうすればいいかというと、共通の価値があるサイトも参考にし、ギャラリーサイトの「カテゴリ検索」を利用すると良いそうです。

例:スイミングスクールのサイト
→価値:子どもを楽しませる
→参考にできるサイト:体操教室・プログラミング教室・子供服
etc…

これは目から鱗でした…私はこれまで同業種のサイトばかり参考にしてしまっていたのですが、このように考えるとデザインの幅が広がりそうです!

・紙とペンでまずカタチをつかむ

久保さんの講座は、しょっちゅう紙とペンが登場するイメージ。
デジタルだけど実際に手を動かすアナログ的な部分も大切にされています。

パソコンでデザインする前にまず手で書き書き…

・パソコンで白黒でデザインしていく

カタチが見えてきたら、Figmaでワイヤーを作ります。今回は久保さんが用意してくれた架空の文房具サイトをテーマに、参考サイトを比較しながら作り上げていきました。

まだ授業でFigmaを習ってない受講生さんには、案を聞いて久保さん自らデザイン。
最近入られた方へのフォローも忘れません(さすが…!)

・共有会&発表

最後はできあがったものをみんなで共有し合いました。
同じテーマ・同じ参考サイトでも様々なデザインがあって、おもしろいですよね…!こんな発想もあったんだ〜って勉強になります。

他の方のデザイン、めちゃくちゃ参考になります…!

第2章では、久保さんが実際に行っている撮影ディレクションの方法を学びました。完成したものを見せていただきながら、どう思考してこの商品を魅せようと思ったのかなど、本当に参考になるお話ばかりでした。

CFは卒業がないスクールなので、一度入学すると、これらの講座を無料でずっと受けられます。ありがたい制度…!

まとめ

今回は久保さんから実案件をもとに、デザインする上での流れや思考法などを学びました。
参考サイトを探すときのポイントは、以下の通りでした。

★まずコンセプトを決める
★共通の価値があるサイトも見ると良い


現場で活躍するデザイナーさんからリアルなお話が聞けて、質問にも答えていただきながら、有意義な時間が過ごせました。

デザインWORKSHOPに参加するメリットは盛りだくさん!

・ポートフォリオに載せる制作物を増やせる
・デザインの引き出しが増える
・現役のプロからデザインの思考法が学べる
・現場のリアルが聞ける
・普段やらない様々なデザインに触れられる
・期を超えた受講生同士の交流ができる
・モチベーションアップになる
・悩みや疑問を質問・相談できる

私はこれまで久保さんのWORKSHOPのおかげで制作物も増え、コンペに2回挑戦し、賞金をもらうこともできました。この講座に参加しなければ一人で挑戦しようと思わなかったことでしょう。

また、自分が苦手とするデザインって普段なかなかやらないのですが、ここでは様々なデザインに触れる機会にもなります。

さらに、いろんな受講生の方が来るので顔見知りも増えました。
なかなか一人では行き詰まってしまう勉強も、仲間がいると頑張ろうとなり、刺激をもらうことができます。

CF生なら誰でも参加可能なので、最近入ったばかりの人も、見るだけでもいいので参加してみると、きっと発見があると思います。

現場からは以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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