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ペアトレ第2弾「褒め方のコツ??」

地域包括ケアフリーペーパー「さくらみち」2024年5月号掲載

その気づきから、早期の支援を!

「すこし違うかも…?」その気づきを思い切って相談してみたら、様々な立場の専門家がかかわることができて、充実した子育てや、子どもの可能性を広げられるきっかけとなるかもしれません。発達相談室では、現役の保育士・看護師がお話をうかがいます。ご相談はオンラインでも承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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ペアレント・トレーニング(ペアトレ)って?


1)肯定的注目を与えると

①注目のパワーで、子どもは一層同じ行動をするように

②「認められている」と感じる ⇒ 他のことにも協力的になっていきます。

2)肯定的注目の種類

①褒める ※「もう 宿題終えたの。偉いね」

②励ます ※「もう少しで終わるよ。頑張れ」

③その行動に 気付いていることを伝える ※「ゴミ拾ってくれたんだね」

④微笑む ※OKサインを出してもよいでしょう

⑤感謝する ※「お皿片付けてくれてありがとう」

⑥興味や関心を示す ※「今、授業でどんなことをやって いるの?」 

⑦そっと身体に触れる ※肩に手を置く、ハイタッチ、頭を撫でる 

⑧次の行動に誘う※好ましくない行動には反応しないで、別の行動に誘う。「お菓子買って!」⇒ 「今晩何食べたい?」「カート押してくれる?」

3)褒め方のコツ

①25%ルール ※パーフェクトを待っていてはいけません。25%出来ているところで褒めましょう。

②子どもに近づいて視線を合わせ、明るい声と表情で穏やかに

③簡潔な言葉で ※「初めからやってくれれば良かったのに」「いつもこうだといいのにね」などは、褒められていることが伝わりにくいので、我慢!

④行動を褒める ※「いい子ね」ではなく「靴揃えたんだね」

⑤効果的に褒める ※どんな風に褒められたら喜ぶかは、その子によって違います。どんな褒め方が効果的か 観察してみましょう。

心から「褒めたい」と思っていなくても形だけでもトライしてみてください。好ましくない行動が減るかもしれません。

そして、親自身も25%ルールで自分自身を褒めていきましょう。


のぞみ発達相談室

岩手県花巻市桜町1-258-1
多機能型ステーション望花巻
℡ 050-8882-8062

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