見出し画像

NISAを始めるタイミング 新NISAまで待つべきか?

みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

「NISAを始めようと思うのですが、新NISA制度が始まる来年まで待った方がいいでしょうか?」
という質問を頂きました。

2014年からスタートしたNISA
認知率は70%を超えていますが、

利用率は
一般NISA:17.1%
積立NISA:13.8%
にとどまっています。

「知ってはいる」けど、
まだ「やっていない」
という方も多いのではないでしょか?

そこで、今回は現行NISAと、来年からスタートする新NISAについても併せてお話したいと思います。


現行NISAと新NISAの比較

現行NISAと新NISAの主な違いは
以下の5点です。

①一般NISAとつみてNISAの併用が可能

●現行NISA
「一般NISA」と「つみたてNISA」
どちらかを選択
新NISA
一般NISA ⇒「成長投資枠」
つみたてNISA ⇒「つみたて成長枠」
と名称が変わり、併用できる様になりました。

②非課税保有期間が無期限

現行NISA 
一般NISA   非課税期間:5年
つみたてNISA 非課税期間:20年
新NISA
非課税期間:無期限

③年間投資限度額が大幅UP

現行NISA
一般NISA  :120万円
つみたてNISA:40万円
のどちらか一方だけ
新NISA
成長枠(一般NISA)      :240万円
つみたて投資枠(つみたてNISA):120万円
併せて360万円

④非課税枠も大幅UP

現行NISA
一般NISA  :120万円/年×5年間600万円
つみたてNISA:40万円/年×20年間800万円
新NISA
1800万円
内成長枠(一般NISA):1200万円
※売却した場合は、その売却枠を非課税枠として使える


⑤制度が恒久的に継続される

現行NISA
一般NISA  :2028年
つみたてNISA:2042年
(新規買付は2023年まで)
新NISA
ずっーと継続。


【現行NISA】

【新NISA】



今すぐNISAを始めると、非課税枠が最大で1920万円に!

新NISAで、
●制度の恒久化
●非課税保有期間の無期限化
●非課税保有限度額の上限UP
により、以前に比べればかなり魅力的な制度になったのではと思います。

又、一度買付した非課税枠を売却し、その売却した分を新たな非課税買付枠として再度利用できるのは、大きな改正ポイントだと思います。

さて、最初に質問ですが、
現行NISAと新NISAは併用可能となります。

よって、現行NISAでスタートすると、
非課税枠が
現行NISAで投資した分 + 新NISA分
となり非課税運用枠が増える事になります。

まだNISAを始めてない人は、この機会に最初の1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?


肥田木 義信
CFP・1級ファイナンシャル・プランニグ技能士
宅地建物取引士

神戸で「不動産を活用した資産形成」
のサポートを専門とする創企株式会社に在籍。


資産形成・節税・相続等
お金に関するご相談を受け付けております。


IDECO・NISAの始め方
・サラリーマンでもできる効果的な節税は?
賃貸VS購入どちらした方がいいか?
住宅ローンは退職金で完済した方がいい?
ふるさと納税の適正額っていくら?
投資は何から始めたらいいのかな?
不動産投資って大丈夫?

お気軽にご利用ください。
ご希望の方は以下↓からお問合せください。
https://consult.souki-sd.co.jp/


私がメルマガ配信しているLINEアカウント
「ゼロから始める資産形成」です。

https://lin.ee/KP3QCnt
宜しければご登録お願いします。


それでは、今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。






いいなと思ったら応援しよう!