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『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#23(2022.9.3)

FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』。今回喋りすぎて、しのぶさんから巻きが入るほど時間オーバー気味だったのですが、カットされず放送されて何よりです。すみません、ちゃんとタイマー見ます…。

放送日:2022年9月3日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ、近藤忍


オープニング

コシバは数の子は断然味付派なのですが、以前に知り合いから頂いた塩数の子もとても美味しかったです。

コミュニティFMニュース

今回は9月に開局したコミュニティFM局、全17局をご紹介しました。FM HOT 839も9月15日で26周年を迎えます。開局周年おめでとうございます!

コミュニティFM紹介・エフエムもえる(北海道留萌市)

留萌市と言えばニシン、そして数の子。留萌駅の立ち食いそばで食べられるニシンそばは絶品です。また、数の子をモチーフにした「KAZUMOちゃん」は、25歳で背中に赤ちゃんをおぶっているというユニークなキャラクターです。

留萌駅にあるカズノコのオブジェとKAZUMOちゃん

エフエムもえるは2004年に開局。住民たちによる新たなまちづくりの手段として、約2年の準備期間を経て開局しました。地元のあらゆる団体や人に声を掛けて資金を集めて、必要なものを揃えたそうです。

キーワード①マチの聴こえる回覧板

エフエムもえるのキャッチフレーズ。稚内市のFMわっぴ~の取り組みを参考にしたもので、地域の人たちがラジオを通じて共通の話題を持つことで、地域の文化や魅力を生み出していくことを意図しています。スタジオを留萌駅に置いたのも、地域の人が集まりやすい場所にしたかったからだそうです。

キーワード②FMC(エフエムもえるメンバーズクラブ)

エフエムもえるはFMCという会員組織が運営を担っています。年会費は1,000円で、現在の会員数は約1,300人。そのうち約120人が番組製作に関わって、様々な番組を送り出しています。転勤や進学で留萌を離れても、エフエムもえるに音源を送って番組を続けている人もいらっしゃるとか。

キーワード③できることをできる人ができるときに

FMCは細かいルールを設けず、それぞれが余裕のある時に活動をすることで、負担を感じさせないようにしています。年会費を1,000円にしたのも地域を支える重みのある金額で、かつ出し惜しみするには格好悪い額だからだそうです。この方式により、放送局や地域を支える人が増えて、放送もより身近なものになっています。

【M1】窪田みゆき『望郷乙部港(おとべ)』
窪田さんは留萌市在住で、北海道を拠点に活動されている演歌歌手。エフエムもえるでも毎週『窪田みゆきの歌大好き』を担当しています。

しのぶの教えて!編集長

今回はコシバがコミュニティFMを訪問した中で「イメージしていたものと違った」ベスト3を紹介しました。

3位:FMクマガヤ(埼玉県熊谷市)
スタジオは熊谷駅前のビルのレストラン街の一角にあります。事前に見た画像では通路に面した部分に大きなガラス張りの部屋があったことから、ここがスタジオだと勝手に思い込んでいましたが、実際は事務所のスペースで、スタジオはその奥にあったため観ることができませんでした。

2位:FM AZUR(青森県むつ市)
むつへ向かう道中でFM AZURをカーラジオで聴いていたら、すごく落ち着いた声の女性の方がしゃべっていました。30代から40代くらいの方かなと想像して局に着いたら、スタジオには若い方が。当時、学校を出たばかりの20歳の方だったので驚きました。

1位:長崎市民エフエム(長崎県長崎市)
2019年に同じビルの2階から4階に移転。旧スタジオのようなスタジオらしい外観を想像していたのですが、4階に行ったら入口の扉からスタジオまで、どこからどう見ても一般住宅でした。機材がなければ普通に住めそうですw

長崎市民エフエムの入口。普通に家です

エンディング

FMCが大活躍しているエフエムもえるの取り組み、小さなまちでもコミュニティFMが盛り上がるヒントがたっぷりと詰まっていると感じました。
小さなまちこそコミュニティFMが必要、とはエフエムもえるの佐藤太紀社長の言葉です。

お知らせ

全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。


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