『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#141(2024.12.21)
FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』です。先日、取材で飛行機に乗ったのですが、帰りは疲れのせいかウトウトとしていました。そうすると急に「ドン!」という音と揺れが。えっ、何があったの?と窓を見たら空港でした。着陸の瞬間まで熟睡しているなんて、どれだけ疲れていたのでしょうかw
放送日:2024年12月21日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ
オープニング
スクランブル交差点の話。横断歩行者と自動車の交通を完全に分ける「歩車分離式信号機」を備えた交差点のことで、主に人通りの多い繁華街で見られます。日本では1968年に熊本で採用されたのが最初で、今では全国で900ヵ所近くあり、長野県が最も多いとのことです。渋谷の駅前交差点は1973年にスクランブル交差点になりました。
コミュニティFMピックアップ・渋谷のラジオ(東京都渋谷区)
東京23区の西南に位置する渋谷区。渋谷駅周辺は流行の発信地となっていて、渋谷スクランブル交差点の混雑は世界一とも言われています。現在、渋谷駅とその周辺では「100年に一度」の再開発が進行中です。
渋谷のラジオは2016年開局。渋谷区商店会連合会や渋谷区長が、クリエイターの箭内道彦さんと協力して開局しました。運営を行っているNPO法人は箭内さんのほか、福山雅治さんなども出資しています。
キーワード①出るラジオ
渋谷のラジオは「聴くラジオから、出るラジオへ。」を掲げ、出演者とリスナーとがフラットにつながる、ローカルで顔の見える放送局を目指しています。通常の番組では区民の方が多く出演しているため、スタジオ前の控室は公民館のように賑わい、違う番組同士の方々で交流が始まり、新しい企画や活動が生まれることもあるそうです。
キーワード②ボランティアスタッフ
渋谷のラジオでは、約60人のボランティアスタッフがディレクターに就いて日中の番組の運用を支えていて、緊急時には情報収集や発信役としての役割も期待されています。時折有名人が来ることがあっても普通に話をしていたりして、とてもフラットな関係が築かれているとのことです。
キーワード③防災
渋谷のラジオは地域の防災・防犯にも取り組んでいる。渋谷区と防災協定を結んでいて、地震が発生した際は区の防災課と連携して、情報をすみやかに伝えています。渋谷は水が溜まりやすい地形になっていることから、水害に関する情報は特に重点的に取り組んでいるそうです。
【M1】野宮真貴『東京は夜の七時』
開局以来、渋谷のラジオでは毎日夜7時になるとこの曲を流していて、野宮さんも毎週月曜夕方5時から『渋谷のラジオの渋谷系~渋谷のハッピーアワー~』に、カジヒデキさんとともに出演しています。
コミュニティFMあの日あの時
今回は2022年11月。兵庫県宝塚市のFM宝塚が、宝塚市秋季少年野球大会の決勝戦を初めて実況中継したことをご紹介しました。実況に元朝日放送アナウンサーの太田元治さん、解説に元阪神タイガースの掛布雅之さんを招き、プロ野球さながらの演出で試合を盛り上げました。
【M2】ねぐせ。『ずっと好きだから』
エンディング
渋谷のラジオの中心スタッフの一人・島田亜紀恵さんは学生時代から大好きだったラジオに関わりたいと、渋谷のラジオにボランティアスタッフとして入り、1年後に正スタッフになりました。「眠れるラジオをつくりたい」という夢があり、毎週金曜夜10時からの『渋谷でスヤヤ』ではその実践の場として様々な企画を行っています。アーカイブも聴けます。
(製作協力:CQ)
お知らせ
全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。
配信やっています!
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