『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#139(2024.12.7)
FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』です。今日はいきなり寒くなりました。こんな日はひざ掛けが欠かせなくなり、足を寒さから守ってくれています。以前、FMひたちの公開生放送で同じようにひざ掛けをして座って観ていたら、その時パーソナリティーだったミュージシャンのKATSUMIさんから「ひざ掛けの人」と弄られました。そんなに目立つものでしょうかw
放送日:2024年12月7日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ
オープニング
歩行者天国の話。歩行者天国は土曜や休日などに車の進入を禁止して、大通りの車道部分も含めて歩行者専用にすることで、排ガスや騒音を防ぎ、人の流れも良くなるので、地域の活性化に繋がるというメリットがあります。戦後に本格的に広まり、1970年夏に東京・銀座で実施されたときには通常の10倍の人出があったそうで、今ではすっかり定着しています。
コミュニティFMニュース
今日のニュースは、埼玉県秩父市のちちぶエフエムが開局5周年を記念して、オリジナルのご当地ソング『ちちぶデイズ』を製作した話題をお送りしました。リスナーから秩父への思いを募って、同局パーソナリティーで音楽家の水野晋太郎さんとゑ川史子さんがそれを歌詞にまとめて、曲をつけました。
コミュニティFMピックアップ・FMりべーる(北海道旭川市)
旭川市は北海道のほぼ中央に位置し、旭山動物園は動物の行動や生活を見せる「行動展示」が評判となり、国内外から毎年100万人以上の来園者が訪れています。また、醤油ラーメンも名物です。
FMりべーるは1993年に開局。純民間で開局した初のコミュニティFM局で(現在は旭川市も出資)、昨年開局30周年を迎えました。
キーワード①川の街
旭川市は川の街で、市内には162本もの川が流れ、総延長は東京~明石間に相当する約613kmもあります。旭川にコミュニティFMが開局するときに愛称を募集した際も川にちなんだ名前が多く寄せられ、その中からフランス語で川を意味する「りべーる」が選ばれました。
キーワード②地域密着エンタテインメント
FMりべーるでは自社製作番組を多数放送しているほか、イベントに積極的に参加していて、「旭川冬まつり」や「北の恵み食べマルシェ」などでは毎年公開収録を行っています。これまで筑紫哲也さん、北島三郎さん、立川談志師匠などを招いていて、イベントを通じて外へ飛び出すことで「旭川で何か面白いことをやっているラジオ局がある」というPRに繋がっています。
キーワード③放送連携協定
FMりべーるは意外にもこれまで放送連携協定(いわゆる防災協定)を結んでいませんでしたが、相次ぐ災害に対応するため、2011年に旭川市、2022年には北海道新聞社、2023年に旭川地方気象台とそれぞれ協定を結びました。同じ2023年には旭川市と「くらしのアプリ」活用に係わる連携協定を結び、市がアプリ向けに配信する情報をFMりべーるでも流すようになりました。
【M1】みのや雅彦『泣きたくなったら此処へおいで』
みのやさんは北海道を拠点に活動しているシンガーソングライターで、FMりべーるでは1998年10月から26年以上レギュラー番組を続けています。
想い出のコミュニティFM・FMなんじょう&ハートFMなんじょう(沖縄県南城市)
南城市が公設民営で開局したコミュニティFM局で、スタジオはイオンタウン南城大里の1階に置かれていました。FMなんじょうは株式会社FMしまじりが5年間運営し、それを引き継ぐ形で合同会社南笑事がハートFMなんじょうを運営していましたが、こちらも5年の契約満了で撤退。計10年に渡るコミュニティFMの歴史に幕を閉じました。
【M2】新垣結衣『Make my day』
エンディング
FMりべーるは私が2番目に訪れたコミュニティFM局で、この時聴いた番組がそれほど面白くなかったら、全国を回っていなかった、ひいてはこの番組もなかったかもしれない、それほど強烈な印象を残し、思い入れのある局の一つです。旧スタジオがあった旭川駅は高架になって、広く綺麗になりましたが、何か殺風景に感じるのは単なるノスタルジーでしょうか。
(製作協力:旭川シティネットワーク)
お知らせ
全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。
配信やっています!
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