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伴走する気持ちに近いのかもしれない

当地で開かれるマラソン大会に友人がエントリーしている。

市民ランナーである彼女とは長い付き合いがあり、私がこの地に住むことになった直後から、このマラソン大会に参加したいといっていた。

ところが、当時は、仕事が忙しかったり、住まいが狭いアパートだったりで、彼女を受け入れる心の余裕がなかった。

そのため、「家が建ったら来てよ!」と私は返答し続けてきたのだ。

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私はマラソンを走ったことはないので、食事のこと、前日や当日の過ごし方など友人に尋ねてみた。

生魚は避けるけど、それ以外に特別な気遣いは無用とのこと。だが、できるだけ的確なサポートをしたいと思い、私は暇を見つけては、あれこれと検索している。

マラソンを観客として見ることはあっても、参加者側の立場でマラソンについて考えたことがなかった。だから調べてみると想定外に知らないことだらけだ。そして、それらひとつひとつが新鮮で、かつ、新しい世界が広がっていくような気持ちでワクワクしている。

今日は、マラソンのコースを確認してきた。当日の応援スポットを確認するためだ。

42.195キロだから、下見は自転車で行ってみてもいいかなぁ......と思っていたが、道に迷う恐れがあったため車で出かけた。案の定、コースは狭い道が多く、迷いに迷ったが、応援スポットの見当はついたので、ヨシとしよう。

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当日を想定してか、下見風の自転車走者や、練習中のランナーもいた。

このマラソン大会の規模が大きいことは知っていたが、当事者に近い気持ちになったことがなかったた。

だが、「そのつもり」になると見るもの全てが違う景色。今年は何やら特別な思いで当日を迎えられそうだ。

気持の上では伴走者に近いのかもしれない。

マラソン大会の前日と当日、彼女をしっかりサポートできるよう準備をしていこう。

併せて自分自身の体調管理にも努めていきたい、このワクワク感と一緒に。