そういうのじゃない「お肉」をお店で食べたい
自粛期間が終わったら何をしたいですか?
トンネルの出口を意識して今を過ごすことがストレスを軽減させることは、人生で多々経験済みなので、そういう質問を見聞きすることには頷けます。
ですが、「自粛期間が終わったとしても、特にやりたいことはない」と私は思ってきました。
そんな私でしたが、突然、何の前触れもなく「お店で焼いたお肉」が食べたくなったのです。
肉より魚が好きな私です。
お肉は、家でも食べています。
牛ステーキだってお肉を買って食べることは可能です。
それなのに、「お魚じゃなくてお肉が食べたい!家で焼いた家庭的な味付けのお肉ではなくて、お店で食べたい!ジュウジュウ熱々の鉄板に乗せられて出てくる、あのお肉が食べたい!」
そう思うようになりました。
この先、一生、あのような「お肉」がお店で食べられなかったとしても、たいして後悔はないと思います。それほど思い入れがあるわけではないのです。
それでも、「この自粛期間が終わったら実行に移したい何か」があるということは些細なコトながら大きな心の支えになることでしょう。
人生、制限があるからこそ自由の喜びがある。
そうはいっても、制限が解かれたときの自由を念頭に置かなければ、制限を耐え忍ぶこともできません。
無性に食べたいという気持ちはトンネルの出口を見続けるチカラ。
自宅のフライパンで焼いて食べるのじゃない「お肉」を食べにいく。これを目標に今を過ごしていきたいと思います。