3年の成果は肩甲骨の下まで伸びた髪
2020年4月24日で、髪の毛を伸ばし始めてから丸3年が経った。
きっかけは、気に入っていたヘアサロンに通えなくなったことだ。
ちょうど3年前の今日、実家の祖母が急逝した。
ヘアサロンに予約を入れていたので、どうしようか迷ったが、飛行機の手配もそこそこに、ヘアサロンへと私は出かけた。
ところが、予約をしていたにも関わらず、かなり順番を待たされることとなる。私はイライラしていた。
声をかけてくださったサロンの方に、意を決して、祖母が急逝したことを伝えた。
「だから気が動転してしまって......」と続ける私の言葉に被せるように、
「はぁ?たかが人が死んだくらいで動揺するなんて、おかしいですねぇ。(笑)」
「私のことをバカにしてるんですか?私だって人が死ぬことを経験してきたけれど、そんなことぐらいで動揺するはずがないと思うんですよ。」
と、心無い言葉を投げつけたのだ。
私は自分の耳を疑った。こんなことが起きるというのは、何か、あまりにも「想定外」すぎる。だから私は、この出来事には何か意味があるのではないかと考えてみたのだ。
そうだ、髪の毛を伸ばしてヘアドネーションをしてみよう!
長年やってみたいと思っていたことを行動に移す好機だと考えた。
今、肩甲骨の下まで伸びてはいるが、ショートヘア―の段差が残っているため、全体の長さを揃えることを考えたら、ドネーションするまでの道のりは、まだ長くなりそうだ。
つい最近「付録につられて」買った雑誌にヘアドネーションの記事が掲載されていた。不思議なご縁を感じる。
誓いを新た伸ばし続けていこう。