【CFA試験】合格体験記と勉強方法（Level 1/2/3）

「1,400人」という数値を見て、皆さんは何を思い浮かべますか？

この数値は、CFA Japan Societyの会員数（2023年9月時点）です。証券アナリストの検定会員数29,000人（2024年5月時点）と比べると、その数は約20分の1にしかすぎません。日本においてCFA試験は、いまだマイナーな資格試験だと感じています。

私はLevel 1 及びLevel 2 を1回で合格し、Level 3は2回受けて合格しました。受験勉強している時は本当に辛くて、「なぜこんなに大変な試験を受けようとしているんだろう」と思うことが週に1回はありました。

しかし、あの時に戻ってゼロからCFA試験を受け直したいかと聞かれたら、答えは必ず「Yes」。試験対策を通して、金融知識のみならず、英語で効率よく勉強する習慣を身につけることができました。人生のターニングポイントでした。

本記事では、日本においてCFA試験の裾野が広がり、合格者数が増えることの一助となるように、各レベルで私が取り組んだことをご紹介します。

本記事の読者像

• CFA試験の各レベル別対策を知りたい人。

• 具体的にどのテキストや参考書を使えば良いか知りたい人。

一点だけお断りしておきたいのですが、本記事はカリキュラムの細かい解説はせずに、私自分が実際に行った勉強方法を紹介することにとどまります。CFA試験はカリキュラムがコロコロ変わるので、細かいところを解説しても今後の試験内容と異なる可能性があるからです。