「書けない」さよなら大学生(6)
大学で、とくに好きだった講義がある。記者出身の先生が作文を添削するもので、毎週の楽しみにしていた。
「こんな文章、ぜんぜんダメ。まったく話にならない」
そこで、先生が言い放った言葉だ。
学生に対して、ではない。自身の記事に対してだ。
「記者には、記事を出す責任がある」
「調子が悪いときもあるよ。でも、関係ない」
「それでも書いて、世に出さなきゃいけないんだ」
創作をするには、少なからずプライドがいる。
良いものを作りたいと思っている。良いものを作れるのが、自分だと思ってる。だから、かならず壁にぶち当たる
実は、6日目にして、嘘みたいにスランプになりました。早すぎる。
うまくまとまらないし、なんとか書いても、あまりに冗長さに胸焼けがして、全文を消してしまう。昨日までの私は、何者だったんでしょうか?
まあでも。どうせ大学生、素人のインターネット・ブログです。新聞みたいに、世の中に広く発信するわけでもない。
書けない自分からは、逃げられない。
これからどんどん、向き合っていきますか。(369日)