1998年 ポルトガル旅行記・3
2月26日 カスカイス 公園でのんびり
この日、夜中の3時に目を覚ます。
ガイドブックでも読もうかと、起きるが、電気がつかない。
停電しているらしい。
(2時間ほどして、復旧。オフシーズンだから、何か工事をしていたようだ)
リスボン~カスカイス線の列車で、30分、終点のカスカイスへ。
テージョ河の水際を走り、大西洋へ出る。
駅には改札がなくて、すべて、列車の中で車掌さんがチェックする。
(だから、切符を持ちかえれた)
おもちゃのような街並みの、フレデリコアウロカ通りで、
懐中時計や方位磁石を扱っているお店を見つけた。
金色の羅針盤(金時計の中身が方位磁石になっている)をl購入すると、
いかにも「ポルトガル大航海時代」というデザインの包装紙で包んでもらった。
カスカイスは規模は小さいけど、リスボンよりも、おもしろいお土産が見つかるかも。
海の見えるカフェ(?)で紅茶を飲んだ後、
ガンダリーニャ市民公園まで歩いた。
背の高い植物が生い茂り、池には白鳥(おおきい!)やアヒルが気持ちよさそうに泳いでいる。
クジャクや水鳥がのんびり歩き、猫も時間をかけて身づくろいをする。
ベンチに座ってボーっとしているのが似合う場所だった。
さらに奥へ進むと、子供の遊具がたくさん置いてある緑の広場があった。
そこでは、遠足中のお子様たちが無邪気に遊んでいた。
ボール遊びをしていた女の子に声を掛けられ、手を振る。
思い切って、仲間に入れてもらえば良かったかな?
ゾウのマークのスーパーマーケット「ジャンボ」で食料を買って、帰路に着く。
この夜も、ホテルでは停電したのだった。
(今度は朝4時に復旧)