1998年 ポルトガル旅行記・5
2月28日 リスボン 泥棒市
午前中に、みやげものショッピングをする。
<オムンド ド リブロ>
博物図が売っているお店。
動物、植物の絵、ポルトガルの風景や、歴史の絵、地図など。
いろいろ目移りしたが、船の絵(航海のために必要なことが葡語で記されている)
とポルトガルの地図を買う。(しめて、4000円なり)
<アントニオ テネンテ>
ポルトガルのスター的デザイナー(当時31歳)の、本拠地ショップ。
メンズのみです。ネクタイ1本、4000円。
<リブラリア ポルトガル>
普通の本屋さん。絵本を買う。
午後からは、週に2度開催のフリーマーケット「泥棒市」へ行く。
灰皿を値切って購入。
キッチュでアバンギャルドなアクセサリー屋で、ペンダントを購入。
「いい買物をした」と予定調和の1日を終えるべく、市電を待つ。
そこで!
「うわーっ!」
「Oh!]
前日、ポルトのワイン工場で出会った、ドイツ人パト氏のご一行だった。
なんで、なんで…!嘘みたいだー
聞くところによると、彼らはポルトに宿泊していて、今日は日帰りで
リスボンに足を伸ばしたらしい。(前日の私と反対ってわけね)
それにしても、二つの都市は特急で3時間、
日本でいえば、東京のビール工場で会った翌日に、
京都の天神さん(月に一度の市です)で会ったようなものだ。
この陽気なジャーマニーと、趣味が似てるってこと?
それでもって、彼らとリスボンの街を歩くなりゆきに。
よく笑うパト氏の質問攻めにあふ。
日本のどこに住んでるねんーとか(パト氏はハンブルグ)
昨日はワインを買ったのかーとか(たらふく買いこんだらしい)
街頭の似顔絵屋で(ごーかいな画風です)
一行の一人(ジーコに似ている)が、描いてもらうことになる。
次第に集まる、ギャラリー。
そして、パト氏に促され、私も描かれることに。
「リラックスできへんわー」と言うと、キュートな絵描きは
「ノープロブレム」と笑った。
描かれる私と、ギャラリーの姿を、パト氏に写真に撮ってもらう。
絵の代金まで払ってくれて、びっくり。
パト氏からのプレゼントをしかと受け取り、御礼を言う。
別れ際、投げキッスをしてくれた(!)いいなあ、欧米の人って、
こんなのが絵になって