『セザンヌと過ごした時間』(セテラ・インターナショナル)
それは、林檎からはじまった―。近代絵画の父セザンヌと小説家ゾラ、名画に隠された、40年にわたる激しくも美しい友情。南仏プロヴァンス、芸術の都パリを舞台に、人生を導く出会いと友情が、心を揺さぶる物語。
ピカソに「我々の父」と敬愛され、マティスに「絵の神様」と崇拝された、画家ポール・セザンヌ。その作品は今も愛され世界中の美術館に飾られているが、不動の評価を得たのは、亡くなった後のこと。その“不遇の天才”には、共に支え高め合うライバルがいた―。
少年時代に出会ったセザンヌとゾラは、芸術家になる夢で結ばれていた。ひと足先にパリに出たゾラは、小説家としてデビュー。一方、セザンヌもパリでアカデミーのサロンに応募するが、落選ばかり。やがてゾラは、「居酒屋」が大ベストセラーとなり栄光を掴むが、セザンヌは父親からの仕送りも断たれ転落していく。そして、ある画家を主人公にしたゾラの新作小説が友情にひびを入れる…。
監督: ダニエル・トンプソン
キャスト: ギヨーム・カネ、ギヨーム・ガリエンヌ、アリス・ポル ほか
日本劇場公開日:2017年9月2日
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