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何がどうしてこうなった??
アメリの残念なESのお話。永遠にツッコミ不在。
2021・2月
「ES」と「SE」が延々と混じる。
「SE」はともかく「ES」はエントリーシート、履歴書・志望書であることを初めて知り…っておい、英語科おい。
就職志望先に提出する履歴書。その存在を教えて下さった聖母に私はこう聞きました。
「それって、Wordで自己作成ですか?こう、上から順に、基本情報と、今までの経歴をズラーって。たまに経歴がA4に2枚とか3枚とかになる人いるらしいですけど、私そんなに書けるかな…」
「……アメリカか?」
ちゃんとフォーマットあるよ。
無知で本当に申し訳ない…。
2021・3月
ES。とりあえず目についた企業に書いて、送る。書いて、送る。ゆーて10社程度だったけど、当時は「自 己 分 析 何 そ れ 美 味 し い の ?」 状態
書いたES、一部はキャリアセンターに添削してもらいました。
ただ正直、なにも記憶にない。
なんか駄文をPCに打ち込んでた記憶だけは確かに存在するのですが。
3月末、エントリーする企業を増やそうと思うものの思うように見つからず物理的に泣き、深夜0時アタマPON PON PON!ってなって、某業界大手of大手TOP3企業のうちの一つにプレエントリー出してたっぽいです。
おっかしいな、本当に記憶にない。アルコールなんか一滴だって入ってないのに。
翌朝起きてメール確認したら
差出人:「震え上がるような業界大手企業名」採用担当
プレエントリーありがとうございます!あなたのIDとPasswordはこちら!
あなたのエントリーを心よりお待ちしております!
「……(深呼吸」
そのまま放ってバイト行きました。
だって記憶にないんだもの。
2021・4月
まず2社ほどお祈り。仕方ない。
むしろあんな支離滅裂な文章、冒頭3文字だけでも読んで頂けたものならもう即座に三跪九叩頭。
とそんなある日、ちょっと頑張って書いたESが通りました。
メール見ながら「フォォォォオオオ!!!」となりつつ、次なるSPI試験に向けて勉強を始め…。これについては多分いつか書きます。
…って、落ちたんですけどもね、その会社。SPIで。数学があまりにも徹底的に出来なさすぎました。そしてその後で何の気なしに調べて初めて判明した事実。
「この企業、ES全通」
つまりこのまま総括すると
企業に駄文送りつけ、それがそのまま通り、SPIで落ちた。と。
グダグダすぎんか?
というわけで、この時点でほぼスタートラインに戻りました。
4月末。自己分析の結果「この業界向いてますよ!」って言われた企業にESを出す。ただ、本当にそれまで、その分野は一切注目していなかった為
業界そのものが何してるか本気で分からない。
家帰ってから
「A社とB社(かなり大手)応募してきた。営業だったかな、総合職だったかな(あやふや」
と報告しましたところ
家族中から死ぬほどの総スカン食らいました笑。
というのも私はそれまで知らなかったのですが、本当に「営業ノルマ」がきつい業界だったからです。
母に言われました。
アンタが何しようと勝手だけど
営業ノルマのために私たちを頼らないでね。
2021・5月。イマココ
GWも明け、6月選考がチビチビ始まり、それを見てる私はこんな感じ。
「わー、今からでも入れる保険って本当にあったんだ」
そんな矢先に飛び込んできたのは先述のA社B社からの採用メール。
「次の選考に進んでください」
まず最初に思ったこと。
「…もしや御社ES全通ですか?」
その次に思ったこと
「まさか、そんなに人手不足なんですか!???」
そのメールは大学のカフェテリアで見たんですが、なんかもう、背もたれに全体重を預けて天を仰ぎました。
「何がどうしてこうなった??」つって。
ES通過って、ちょっと嬉しいもののはずなんですよね。少なくとも「ES全通企業」でES通った時は(当時は知らなかったので)すっごく嬉しかったですよ。
でもこれに関しては「嬉しい」というよりも「なぜ」が圧倒的に脳内を占めてました。だってね
A社とB社のES、スタバで書いてたんですけど、その間私何考えてたと思います?
「タリーズかスタバかなら、スタバ派かなっ(個人の感想です」
美味しいアイスコーヒーちびちび飲みながら脳内駆け巡る
「クソ不味い珈琲はマジ無し」(by某ナゴヤの弁護士)
「あれっ、買ったクッキーがパキッって割れない。おかしい、しっとりしてる。
あぁそういう種類なのか。ふぅん、んま。(初めて食べた」
そしてようやく、
「そもそも業界研究してないんだよなあ…
まあいいや、とりあえず書くべ」
…というのを延々と回想して頭抱えました。
「いやこれ…通るんかーい…」
その日大学の帰り道。
私は買ったばかりの音質良すぎるイヤホンでラフマニノフのピアノ協奏曲第3番と、ピアノ曲Op23-5をエンドレスで聴きながら、心の中で
その音の弾の数の分だけアンドレイ公爵(戦争と平和)を被弾させ
曲のクライマックスには永遠にアンナ(カレーニナ)を美しく不毛な狂気に突き落としていました。
そうしないとやってらんなかったのでおじゃ。
ついでにリンク貼りますので良かったら是非お聴きくださいラフマニノフ。
落ち込んだ心にしっとりと響きますよ(ニコッ!)←←←←←
…というのはさておき
ES折角通ったので頑張ります。というのと
もしこれを2022年5月に「内定まだ無い23卒さん」がご覧になりました暁には
「私より相当ヤベェのいるな」
って元気出していただけたら本望です。